マスターズガイド/タイガーだけじゃない!今年はこの選手に注目!

大会前の英国ブックメーカーの倍率をチェックするとタイガー・ウッズが一番人気の3.5倍、次にアーニー・エルス(南アフリカ)の10倍、そしてフィル・ミケルソン11倍、ビジェイ・シン(フィジー)15倍、レティーフ・グーセン(南アフリカ)17倍・・・となっている。2006年は6ホール改造で距離が155ヤード伸び、全長7445ヤードでトーナメントが行なわれるということでロングヒッターが有利。優勝の可能性があるのは僅かの選手に絞られるという声が多い中、私が優勝に絡むのでは?という注目選手を2人挙げてみたいと思う。

◆スチュアート・アップルビー(オーストラリア)
今年で70回目となるマスターズでまだオーストラリア人が優勝していない事実をご存知だろうか?1986、87、96年と3度2位で終わったグレッグ・ノーマンが達成できなかったグリーンジャケットを目標に、現時点で9人のオーストラリア選手が出場予定となっている。ビッグドライブが武器となるとアダム・スコット。昨年5位フィニッシュのマーク・ヘンズビーやロッド・パンプリング。昨年末に豪州3大公式戦を制したロバート・アレンビーなどの実力者が多い中、私が選ぶのはスチュアート・アップルビー。シャープな振りから放つ球には勢いがあり、距離的には問題なし。パッティングもここ近年上達してきている。マスターズはこれまで1997年から9回出場しているが予選落ちが多く、20位以内はない。あまり得意としていないようだが、今年こそサンデーバックナインで優勝に絡んでくるではないか?と予想する。ちなみにアップルビーが住んでいるのはタイガー・ウッズやマーク・オメーラと同じフロリダ州のオーランド市にあるアイルワースCC。少しコースの攻略方を聞いているといいのだが・・・。

◆ティム・クラーク(南アフリカ)
アーニー・エルスやレティーフ・グーセンを筆頭に今季好調なローリー・サバティーニ、昨年のマスターズで5位に食い込んだトレバー・イメルマンなど南アフリカも層の厚い選手を揃え楽しみだが、注目して欲しいのはティム・クラーク。三井住友VISA太平洋マスターズを2連覇しているのは北アイルランド出身のダレン・クラークなので間違えないように。ティム・クラークが最初にマスターズに出場したのは1998年。アメリカのノースキャロライナ州立大に留学しているときに全米パプリック選手権決勝で今田竜二を破って優勝して出場権を得た。その後アメリカ2部ツアーで下積みを数年して昇格、プレジデンツカップにも2度出場を果たしている。ヒールアップをする個性的なスイングでロングヒッターではないがフェアウェイキープ率が高い。長尺パターを使い粘り強いパッティングで上位に顔を出してくる。グリーンが硬くなり優勝スコアが8アンダー前後になるとティム・クラークにもチャンスがあると私は読む。

解説/アンディー和田

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