タイガーが逃げ切り、連覇を達成! メジャー通算13勝目を挙げる
今日の日本人選手/後半にスコアを崩し、有終の美を飾れず・・・50位タイで終える
3日目を終え、通算5オーバーの38位タイにつけた片山晋呉。いよいよ迎えた今季のメジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の最終日、午前10時30分に南アフリカの強豪、レティーフ・グーセンとともに1番ティからスタートした。
とにかくスコアを伸ばすしかない最終日。序盤からラッシュをかけたいところだったが、3番までをパーで凌ぎ続けた直後の4番パー4をボギーとし、その勢いは早々と削がれてしまう。それでも5番以降は粘りのプレーでパーセーブを続け、前半を1ボギーで折り返した。
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しかしバックナインに入ると、前日と同様にさらに厳しい展開を強いられる。12番でこのホール4日間連続となるボギーを叩くと、13番でもボギー。15番ではこの日初となるバーディを奪ったが、17番、18番と再び連続ボギーを叩いてしまい、後味の悪いフィニッシュとなってしまった。結局、この日1バーディ5ボギーの「74」、通算9オーバーの50位タイ。前日より大きく後退し、片山の今季海外メジャーは幕を閉じた。
2日目にビッグスコアを叩き出し、100位台の順位から一気に予選通過を果たした勝負強さは見事だった。やはり、鍵となったのは難度の高いバックナインだろう。2日目を除き、フロントナインでは何とか凌ぎ、バックナインでスコアを崩してしまう展開が続いた今大会。上位に進出できるチャンスがあるように思えただけに、本人にとってもファンにとっても、消化不良に感じる結果となってしまった。
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