【特集】ライダーカップ2012
2012年 ライダーカップ
期間:09/28〜09/30 場所:メディナカントリークラブ(イリノイ州)
ライダーカップメモ2日目
◆ルーキーのブラッドリーが3戦全勝
今年、ライダーカップデビューを果たしたキーガン・ブラッドリーの勢いが止まらない。いずれもフィル・ミケルソンと組んで、初日に2勝をあげると、2日目は午前のフォアサムに出場して同フォーマット最多差タイとなる7&6で勝利。
コース上で激しく感情表現する姿が印象的だが、ブラッドリーは「ストロークプレーでは、絶対にあんなことはしない。でも、ここではフィルがいてくれる。たとえグリーンを外して、林に打ち込んでも、そこからどう取り返すか知り尽くしているゴルフ殿堂プレーヤーがいれば、リラックスして居られるんだ」。
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◆タイガー・ウッズ、2日目もポイント奪取ならず
初日、0勝2敗と苦渋をなめたタイガー・ウッズとスティーブ・ストリッカーのペアは、2日目の午前のフォアサムマッチには出場しなかった。ウッズにとっては、7度目のライダーカップ出場で、セッションを休むのは初めてのこと。「僕は年寄りの一人だからね」と言うウッズだったが、午後に出場したフォアボールでも、ルーク・ドナルドとセルヒオ・ガルシアのペアに1ダウンと敗れ去った。
9番を終えて4ダウンという状況から、決めれば引き分けの0.5ポイントを奪えるところまで盛り返した米国ペアだったが、最後は共にパーで終わり追いつくことはできなかった。「一生懸命戦ったけど、十分ではなかった」とウッズ。
◆オラサバル「まだ終わったわけじゃない」
日曜日のシングルス戦へ、4ポイント差をつけられて挑む欧州チームだが、キャプテンのホセマリア・オラサバルは強い口調で言う。「私は信じている。まだ終わったわけじゃない。これがセベ(バレステロス)から学んだことで、選手たちに伝えようとしていることだ。本当に終わるまでは、終わりじゃない。明日はまだ12試合ある。困難な仕事であることは確かだが、まだ終わっていない。シンプルなことだ」。
最終日のシングルスは世界ランク3位のルーク・ドナルドが先陣を切る。欧州チームがカップを持ち帰るには8ポイント以上を獲得する必要がある。(引き分けの場合、ディフェンディングチームにその権利がある)