「メモリアルトーナメント」初日上位陣インタビュー
K.ペリー念願の2週連続V達成!!
ケニー・ペリーは今までに1シーズンで2勝を挙げたことすらなかった。そのペリーがついに2週連続Vを達成。実は以前に2週連続Vのチャンスを逃している。1995年の「ボブ・ホープ」を優勝したケニー・ペリーは、翌週の「ニッサン・オープン」で最終日、首位タイにいた。しかし、12番パー4で2打目をOBとしダブルボギー。結果コリー・ペービンに3打差の2位タイと苦い経験があるのだ。
今回は「コロニアル」の3日目に61をマークし、最終日を大差で優勝。そして「メモリアル」では3日目に70を出し、最終日を2位以下に2打差で向かえた。
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ケニー・ペリー
「メモリアル3日目のスコア70の方が、コロニアル3日目のスコア61よりも重みがあった。メモリアルの風やコースのコンディションでの70、私のショットは今までにない最高の出来だったんだ」
その自信に満ちた3日目を終えたとき、マスコミに囲まれた試合後の記者会見でペリーははっきりと2週連続Vに挑むことを語った。
ケニー・ペリー(メモリアル3日目)
「どうしても2週連続優勝がほしい。自分の持っている全てをぶつけるつもりだ。きっとこんなチャンスは2度とないから」
そしてこの言葉のとおり、ペリーは初の2週連続優勝、さらには1シーズンで2勝をあげたことが今までになく、自己最高記録を打ち立てた。この勝因を彼はショートゲームだと語る。
ケニー・ペリー
「僕のショートゲームはずっと雑だったんだ。とくにこの2週間はパットが最高に調子が良い。最後の方は崩れちゃったけど、それはショットの調子が悪くなったのではなく、精神的にも肉体的にも疲労がピークにあるんだ。こんな風にマスコミに注目されたのは初めてだからね。でも沢山の声援をおくってもらったし、友人たちから激励の電話をもらったり、最高の1週間だった」