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デービス・ラブIII 優勝インタビュー/ザ・プレーヤーズ選手権

- 「最終日のスコア64はこの大会での最終日最高スコアのタイ記録です。あなたの友人でもあり、今日一緒にラウンドしたフレッド・カプルスが打ち立てた記録です。今日のラウンドを振りかえっていかがですか?」

デービス・ラブIII
「今までで最も素晴らしいラウンドだったと思う。風が厳しいというコンディションや大会の重み、さらにペブルビーチでの優勝をきっかけに復活のシーズンだと期待されていることも、すべてにおいて本当に嬉しい優勝だった。とくに良き友人のフレッド・カプルスと一緒にラウンドすることができ、彼はプレー中ほとんどしゃべらなかったが、私の18番ホールのティショットを見て、今日一番のショットだと言ってくれた。でもいくら友人と一緒だからと言っても浮き足にならず、しっかりとプレーに集中するよう努めていた」

- 「今日は朝から風が強く、午後になるにつれどんどんコンディションは厳しくなりました。スコア64は可能だと思いましたか?」

デービス・ラブIII
「我々プロは先にスコアを決定付けないようにしている。目標スコアなどを決めてしまうと、自分の可能性を限定してしまうから。私はベストを尽くそうとしか考えておらず、コンディションからして、みんながそんなにすごいロースコアを出してくるとは想像できなかった。朝の小雨で芝はかなりソフトになっていると予想できたけれど、風が思った以上にきつかったし、私なんか着るウェアまでどうしていいか混乱してしまった、もっと寒くなると思って着込んで出てきたら暑くてすぐに脱ぐ羽目になりました」

- 「今日の個人成績表を見るとフェアウェイキープが10回、パーオンが15回、そして27パット。最高の出来でしたが、昨年までは首の怪我などでかなりの不調でしたよね?」

デービス・ラブIII
「過去数年は本当に肉体的に辛い日々で、その為か精神的にも負けていたと思う。怪我のせいで練習をしなかったことは事実。こういった甘えの悪い癖がついたのだろう。でも今年はこれではいけないと、まずは健康になるために必死に努力したし、自分のプレー向上のためにできる限りのことをやった。その準備がボブ・ホープまで整わなかったので、シーズンから遅れての参戦となったが、自分を奮い立たせ努力することにより、その成果がペブルビーチでの優勝という形で実ったのである。様々な努力の背景に、大勢の人が助けを差し伸べてくれたことに対し、心から感謝している。これから少しでも向上するように皆が一生懸命、叱咤激励してくれたからだと思う」

- 「今大会の優勝は、あなたにとってどんな重みを持ちますか?」

デービス・ラブIII
「皆が、そして自分自身が期待している一流選手のひとりに返り咲きしたといえる。準メジャーといわれるこの大きな大会で、勝てたということは、同じような大きな大会でも勝てるという自信につなげることができる。昨年、ザ・プレーヤーズ選手権やメジャーに勝てるか?と聞かれたら、きっと無理だって素直に答えていただろう。でも今は自信をもって、メジャーでも勝てる気がすると言い切れる」

- 「マスターズでは過去上位につけたことがありますよね?」

デービス・ラブIII
「そうですね、何度か上位に入れたことがあります。自分では優勝できるのでは?と思うほどのロースコアを出したこともありますが、友人がそれ以上のスコアを出して優勝をさらっていったこともあった。でもいまは本当にマスターズが楽しみ。昨年なら、マスターズを前にどうすればいいのか見えていなかったが、今は自分のプレーに自信を持ち、集中して臨めば、勝てる保証はないけど、優勝の可能性が自分にあると思える」

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