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2011年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/11〜08/14 アトランタ アスレチッククラブ(ジョージア州)

【特集 タイガー・ウッズの見方(1)】ラウンドリポーターの視点

8月第1週の「WGCブリヂストンインビテーショナル」で度重なる故障から約3か月ぶりに戦線復帰したタイガー・ウッズ。だが同大会では37位タイと振るわず“復活”への光はなかなか見えてこない。スキャンダルの問題が発覚して以降、勝利の無いタイガー。ロリー・マキロイら新世代の台頭も著しい昨今、あの強さはもう戻ってこないのか。そんな疑問をPGAツアーで取材活動を続ける関係者に「全米プロゴルフ選手権」会場でぶつけた。第1回はXMサテライトラジオなどでラウンドリポーターを務めるマイケル・コリンズ氏。

―タイガーが戦線復帰したタイミングをどう思うか
「(5月の)ザ・プレーヤーズ選手権の時は80%の状態だと思って出場したら、棄権してしまった。今回は100%の状態で戻ってきたはずだ」

―今の状態はキャリアの中で最も悪い時期か
「悪い状態ではあるが、最低ではない。スキャンダルが発覚した後、復帰したマスターズが最悪の時期だった。タイガーはこれまで、スイングを変えている時に調子を落とすことは何度となくあった。先週(WGCブリヂストンインビテーショナル)日曜日に見せた3連続バーディが復活のひとつのきっかけにも見える。今後調子は上がってくるだろう」

―今大会を取材するうえで、タイガーの優先順位は何番目か
「やっぱりタイガーが一番だ。なぜなら、フィル・ミケルソンを一番に見たいと思うのはミケルソンのファンだけれど、タイガーは、普段ゴルフを見ない人々も振り向かせる。『タイガーがいいプレーをしているぞ!』となれば、みんなが彼のプレーを見たがるんだ」

―スキャンダルで米国人のタイガーに対する見方は変わったか?
「発覚直後はすごい衝撃だった。けれどスキャンダル以前のタイガーは、我々とは“別人”として考えられていたが、契約を無くし、離婚もして、彼も普通の人間だったと気づき始めた。今は大半の人々が復活してほしいと思っている。(昨年4月の)マスターズではタイガー自身、ファンが応援する姿を見て驚いていた。『俺のワイフは3人目だぞ!』って言われたりしてね。ファンのポジティブな反応を感じたようだ」

―メジャー通算14勝のタイガーは復活し、ジャック・二クラウスの通算18勝の記録を上回ることができるか
「イエス。とても難しいことだが。最も大切なことは彼が健康でいられるかだ。ここまで『ケガは治った』と言いながらも、結局足を引きずるようなことが続いているからね。タイガーが来年、メジャーで勝つチャンスがあるのはマスターズ。ただ、来年のうちにまた世界一になるかどうかは分からない。Y.E.ヤンがタイガーに勝ったあたり(2009年の全米プロゴルフ選手権)から、ゴルファーみんなが『タイガーに勝てるかもしれない』と思っている。マイク・タイソンが負けた時のようにね。今の若い選手はタイガーに対して恐怖心を抱いていないんだ」

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