9月開催のライダーカップに向けて選抜選手の選定時間が残りわずかとなってきた。米国選抜チームはライダーカップ・ポイント・ランキングの上位10名と、主将ハル・サットンの「推薦枠2名」で構成されるが、悩むのがこの「推薦枠2名」。残り2週間程度でどの2名を選ぶのか、何を基準に選ぶのか･･･ハル・サットンを直撃した。

ハル・サットン
「2ヵ月半ほど試合から遠ざかって準備に走り回っています。しかしキャプテン推薦の時期が迫っているので、実際に試合に足を運び、選手たちを見ようと思って『ジ・インターナショナル』に来ました」

－この2年間素晴らしい活躍を見せている50歳のジェイ・ハース、または全英チャンピオンのトッド・ハミルトン、はたまた今季前半で1勝をあげ先週も優勝争いを演じたジョン・デーリー･･･悩みの種は多いですね。

ハル・サットン
「悩んでばかりだよ。最初から2人を選ぶというのは大変な決断になると思っていたけど、ここ数ヶ月でもっと難しくなったね。トッド・ハミルトンの全英優勝は僕の心を動かしているし、ジェイ・ハースがこの2年間出している結果も素晴らしいし、スチュアート・シンクの最近の活躍も目覚しいし、スコット・バープランクの活躍も目を引く。またジョン・デーリーの復活ぶりも無視できない。また今名前を挙げていない選手たちが頭にないわけでもない。すごく大変な選択になりそうだ。選手たちの成績だけでなく、チームにとってどれだけコース上、コース外で貢献できるかなども考慮しなくてはならない」

－ご自身だけで決めるんですか？それとも誰かに相談されるのですか？

ハル・サットン
「僕一人で決めます。ですから、誰が選ばれても恨まないで下さいね」