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PGAツアー「バンク・オブ・アメリカ・コロニアル」プレビュー2

1941年に「全米オープン」がコロニアルCCで開催された際の評価があまりに高く、このコースで毎週でも大会を開きたいという声に応える形で誕生したのが「バンク・オブ・アメリカ・コロニアル」。昨年はアニカ・ソレンスタムの参戦でマスコミが700社近く集まったが、今年はその半分、従来の形に落ち着いた。

ディフェンディング・チャンピオンのケニー・ペリーは昨年、この大会での優勝をきっかけに4試合中3勝というキャリア最高の勢いにのった。同じような効果を今年も得られるだろうか?

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ケニー・ペリー
「最高の気分ですね。ここに戻ってきて、優勝の思い出が蘇りますよ。素晴らしい、まるで魔法にかかったような数週間のスタートがここでしたからね。3日目に61をマークして、世界のベストプレーヤーたち相手に8打差のリードを得て最終日を迎えられた。滅多に起きない素晴らしい出来事だったよ。翌週メモリアルで連勝して、全米オープンでは3位、そして続くミルウォーキーで優勝しましたからね。キャリアベストがたった1ヶ月で起きちゃったという感じだ。」

昨年最終日に「59」に手が届きそうだったジャスティン・レナード。結果18番での3パットで61となってしまったが、2位に急浮上。5度目のトップ10入りをこの大会で果たした。

ジャスティン・レナード
「できれば勝ちたいよ。地元にも近いし、僕にとって特別な大会なんだ。プレーの状態は思ったような成果が出せていないけど、でも着々と目指すところに近づいているよ。」

世界ゴルフランキングで最も高いランクの参戦プレーヤーは4位のデービス・ラブIII

デービス・ラブIII
「伝統的なつくりのコースだから大好きなんだ。風が吹いて、芝が乾き出すと他のどんなコースにも負けないほどの難しさがあるコースだよ。優勝者の名前が刻まれている黒の大理石碑に、早く自分の名前が載るのがみたいね。偉大なプレーヤーたちの名前ばかりだからね、早く仲間入りしたいよ」

世界ランキング5位のフィル・ミケルソンは先週の「バイロン・ネルソン」で今季初の予選落ちを強いられた。しかし急遽できてしまった週末のオフ時間は有効活用されたようだ。

フィル・ミケルソン
「タイトリストのパフォーマンス研究所に出向いて、しっかり準備してきたよ。このコースは好きだ。ここ10年で少しずつ変化を遂げているんだけど、難易度はしっかり保っている。ピン・ポジションも極めて厳しいところに切ってくるからね。グリーンも早くなっているから、スコアは伸びにくいと思うよ」

先週の優勝者セルジオ・ガルシアも参戦。もし今週ガルシアが勝てば、ダラス開催イベントとフォートワース開催イベントの両方を1シーズンで勝つという、1946年のベン・ホーガン以来の快挙となる。

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