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「TPC」連覇を狙うラブIII、昨年を振り返る

1992年に優勝してから11年後となった2003年、圧倒的な強さを見せ付け2度目の優勝を飾ったデービス・ラブIII。最終日、ラブは首位のジェイ・ハースパドレイグ・ハリントンに2打遅れていた。

デービス・ラブIII(03年3月29日)
「首位に2打差というポジションはプレーしやすいですよ。最終組のプレッシャーがないですからね。追う立場の方が気楽です」

気温が10度以下という寒さの中、コース特有の風がありとあらゆる方向から吹き荒れ、コンディションとしては最悪だった。ラブは出だし7ホールを1アンダーでプレー、首位との差は2打のまま。しかし8番からラブ3世のチャージがかかる。8番から12番まで4連続バーディを決め、一気に2位以下に3打差をつけ首位に躍り出たのだ。さらに16番パー5では林の合い間から素晴らしい林越え&池越えの6番アイアンを放ち、ピン手前2メートル半のイーグルチャンスにつけた。イーグルパットを決め、危険な17番もパーで凌いだラブ3世は最終日に大会ベストスコアに並ぶ64をマークした。

デービス・ラブIII(03年3月30日優勝会見)
「11年前の優勝よりも重いですね。大会自体も大きくなりましたし、選手達もこの大会の重みを実感していますから、光栄な優勝です」

フレッド・カプルス(最終日に同組でプレー)
「いままでに見たラブのプレーで最高の出来だった。観ていて彼にとっていとも簡単な64だったね。一緒にプレーしていて本当に楽しかったよ」

◇2度以上「ザ・プレーヤーズ選手権」を優勝できた選手は5名のみ:ジャック・ニクラス(1974年、76年、78年)、フレッド・カプルス(1984年、96年)、スティーブ・エルキントン(1991年、97年)、ハル・サットン(1983年、2000年)、デイビス・ラブ3世(1992年、2003年)

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