2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス

トップ50のエリート仲間入りで感じる松山英樹のすごさ 久常涼が初優勝へ頼る“経験値”

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 事前 久常涼
久常涼は3年目のPGAツアーでトップ50に入って母国開催に帰ってきた

◇米国男子◇ベイカレントクラシック Presented by レクサス 事前(7日)◇横浜CC(神奈川)◇7322yd(パー71)

前年大会以来となる母国日本でのプレーは、コースを離れても楽しみがある。「食事がおいしい。最高!」と声を弾ませ、「ラーメンはもう4回食べました」。そう笑う久常涼は、PGAツアーの年間ポイントレース(フェデックスカップランキング)で上位50人の枠に入った堂々のエリートプレーヤーだ。

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 事前 久常涼
ステップアップを重ねる24歳

新人賞に輝いた欧州ツアー(DPワールドツアー)から昇格を果たし、過去2シーズンもシードを確保してきたが、今季はさらにステージを上がった。優勝争いに顔を出す場面が増え、トップ50入りして来季シグニチャーイベント(昇格大会)の出場権を確保。プレーオフシリーズ終了後は松山英樹とともに世界選抜の一員として「プレジデンツカップ」に出場。日本勢が2人出場するのは1998年大会以来28年ぶりだった。

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 事前 久常涼
ヘッドカバーが世界選抜メンバーの証

イリノイ州メダイナCCで強烈なアウェーの空気にさらされながらプレーした対抗戦は「自分の人生、メジャーを含めた全ての大会の中で一番興奮するイベントでした」。初日のフォアボールマッチでは松山とのペアで勝利を収めたプレーぶりと明るいキャラクターに、プレジデンツカップ史上最多12回の出場を誇るアダム・スコット(オーストラリア)も「リョウは前向きなエネルギーに満ちた選手。プレジデンツカップのルーキーにとって、日本のレジェンドであり、チームのベテランでもあるヒデキとペアを組むこと自体が大きなステップアップだが、彼は見事な活躍を見せてくれた」と目を細める。

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 事前 久常涼
明るいキャラクターはアダム・スコットも認めるところ

昇格大会やメジャー、プレーオフシリーズ、対抗戦…PGAツアーでも限られた選手たちによる舞台に立ったことで、松山のすごさを改めて実感した。「松山さんがツアーに入られてから、ずっとその位置にい続けられているのは、やっぱり技術レベルの高さを感じる。自分も、ことしやっと目標のひとつであったトップ50を突破できた。そこをキープしつつ上を目指していくというところが、今後の課題というか、大事になるポイントだと感じています」。トップ30による最終戦「ツアー選手権」進出を重ねる先輩の存在が、自らを奮い立たせる。

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 事前 久常涼
前週のうちに会場入りして調整を進めてきた

目標を問われて「優勝します!」と笑顔で声を張った日本開催は前年、初日の出遅れが響いて72位と不完全燃焼だった。ツアーのチャーター機で帰国して連戦を組んだ1年前に比べ、異なる芝質への対応に時間をかけて準備できている感覚はある。なにより「ことしはメジャーを含めて、トップ選手の中にずっといられる時間が長かった。得られるものは多かったですし、その経験を今週お見せできればいいなと思います」。米国で積み重ねてきたものを信じて戦う。(横浜市保土ヶ谷区/亀山泰宏)

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