「TPC」連覇を狙うラブIII、昨年を振り返る
タイガー・ウッズなど「TPC」前日のコメント
メジャー8勝、「ザ・プレーヤーズ選手権」1勝という輝かしい戦歴を誇るタイガー。昨年は「ベイヒル招待」で2位以下に11打差をつける圧勝を経ての「プレーヤーズ」入り。しかし今年は過去5年間で最悪の成績での「プレーヤーズ」入りとなってしまった。
タイガー・ウッズ
「アーニー・エルスが予選落ちしたことは新聞の記事にならないのに、僕は予選を通過しても非難を浴びた。どうしてだろうね」
アーニー・エルス
「先週はパットがとにかく決まらなかったんだ」
タイガー・ウッズ
「ここ一年近く、膝の手術以降は自分のベストを出し切れていない。昨年はあまり練習をすることを許されなかったんだ。でも今年は昨年に比べれば倍以上練習している。結果がついてきてくれると思うよ」
フィル・ミケルソン
「今シーズンは良いスタートを切れました。納得の行くプレーが出来ています。ティショットの目的を飛距離ではなく、フェアウェイキープを最優先にした結果です。時にはドライバーを使用しない勇気。これが大事なんです」
復活を遂げたジョン・デイリーにも期待が高まっている。この勝負どころで決められればデイリー念願の「マスターズ」復帰が叶う。しかしデイリーにとってTPCアット・ソーグラスは決して楽な勝負を挑める相手ではない。ロングヒッターにとっては厳しいコースなのだ。
マイク・ウィア
「ラフの深さは例年どおりかなり深いですね。ティショットでフェアウェイキープできなければ、パーセーブも際どい状態になる」
タイガー・ウッズ
「このコースは戦略どおりプレーしなければならないね。A地点からB地点へ確実にショットを運ばなければならないように設計されている。正しいショットだけ受け入れられ、ミスショットは徹底的なダメージを受ける、そんなコースだ。かなり賢くプレーしなければならないね」
参戦選手の中でもビジェイ・シンはこのTPCに住んでいることもあってコースを知り尽くしている。しかし驚くことに過去2回は予選落ちという結果に終わっているのだ。
ビジェイ・シン
「過去2回は自分にプレッシャーを与えすぎてしまったようです。今年は今まで以上にひどい結果はないはずさ、と気楽に構えようと思います」