トム・カイトら勢いのある強豪を破り日本勢の上位進出なるか!?
2005年、殿堂入りを逃した名前にあの名プレーヤーが・・・
毎年論議が沸き起こる殿堂入りの投票結果。今回惜しくも殿堂入りを逃した選手達の中にはかつての名プレーヤが名を連ねていた。
まずはカーティス・ストレンジ。1980年代にPGAツアーで圧倒的な強さを誇り、1951年のベン・ホーガン以来となる「全米オープン」2連覇を含め、通算17勝を挙げた。また、ストレンジは4年間で3度賞金王に輝き、88年にはツアーで始めて年間獲得賞金が100万ドルを突破。
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ラニー・ワドキンズは1977年の「全米プロゴルフ選手権」で優勝。第二次世界大戦後生まれでPGAツアー20勝以上を誇るベテランの中でまだ殿堂入りを果たしていない選手はワドキンスだけとなっている。ワドキンスは「ライダーカップ」でも強さを発揮し、フォーサムとフォーボールマッチの両方で最多勝のタイ記録を持っている。
ヒューバート・グリーンはすでに殿堂入りしたベン・クレンショー、トム・カイトと並びPGAツアーで19勝。1977年の「全米オープン」では殺人予告を受けながらも優勝。1985年には「全米プロゴルフ選手権」で勝利を収めたものの、これがPGAツアー最後の優勝となった。
ラリー・ネルソンは殿堂入りだけでなく「ライダーカップ」のキャプテン候補。ベトナム戦争に従軍したネルソンは20代でゴルフを始め30代でツアー初優勝を果たす。メジャー3勝を含め、通算10勝。その数は殿堂入りした亡きペイン・スチュアートに匹敵。ネルソンはライダーカップでは9勝3敗1引き分けと歴代上位に入る高い勝率を誇っている。
デービス・ラブIII、フレッド・カプルス、マーク・オメーラの3人はメジャー最低1勝を含め最低15勝と40代の選手の中では特に優れた成績を残している。果たして来年以降、殿堂入りを果たす選手は誰だろうか?
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