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激戦とニューヒーローに沸いたソニー・オープン現地リポート!

「ソニー・オープンinハワイ」を大いに盛り上げた、高校生アマチュアのタッド・フジカワ。トップ10入りとはなりませんでした。16歳でPGAツアーの予選通過のみならず、決勝ラウンドでもギャラリーを沸かすプレー。今年のゴルフ界のトップストーリーになることは間違いありません。金曜日の予選通過の後、タッドは「今、自分が感じているこのフィーリングを皆さんも一生に一度は感じて欲しい」と語りましたが、テレビカメラを前に、堂々とコメントをしました。

タッド・フジカワの最終ラウンドの序盤はトラブルに見舞われました。3番パー4では、ディボット跡から打った2打目が池に。結果このホールではダブルボギーを叩きましたが、9番パー5では見せ場を作ります。距離のあるバーディパットを沈めて、ガッツポーズ。最終日は2オーバーの72でしたが、素晴らしい健闘ぶりを発揮しました。

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タッド・フジカワの活躍で注目を奪われた優勝争いの最終組。12アンダーでトップタイのチャールズ・ハウエルIIIは、11番でバーディパットを沈めて13アンダー。単独トップにたちます。1打を追うルーク・ドナルドは7番パー3でのバーディトライを沈めて、ハウエルに並びます。

並ばれたハウエルは、9番パー5でイーグルを奪い、15アンダーまでスコアを伸ばしてリードを広げます。しかし12番ホールではパーセーブに失敗。ドナルドとの差は1ストロークに減ってしまいます。しかしルーク・ドナルドも、13番ホールで距離のあるパーパットが残り、これを外して12アンダーとし、2打差へ後退します。

引き離さなければならないハウエルでしたが、続く13番でもパーパットを外し、13アンダーへ。上位がスコアを落とす中、後続選手がチャージを掛けます。ポール・ゴイドスは、15番ホールで距離のあるバーディを沈めて13アンダー。続く16番パー4でも連続バーディを奪い、一気に14アンダー。ついにトップに躍り出ます。

勢いに乗っていたゴイドスは、17番でボギーを叩いてしまいますが、最終18番パー5の第3打があわやチップイン・イーグルと言う素晴らしいアプローチ。結果、14アンダーでホールアウトし、最終組を待ちます。

12アンダーのドナルド、最終ホールでイーグルならプレーオフですが、惜しくもカップインなりません。ピンを抜いて置けばよかったと、後悔しても時すでに遅し。そして1打差でバーディならプレーオフと言うハウエルでしたが、こちらも決まらず。結果、ポール・ゴイドスが11年ぶりの優勝を手にしました。

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