トランプ氏コースが最終戦の会場に(Mike Ehrmann/Getty Images)

グレッグ・ノーマン(オーストラリア)がCEOを務める「リブゴルフ・インベストメント（LIV Golf Investment）」は25日、新リーグの最終戦を前米国大統領のドナルド・トランプ氏が所有するトランプナショナルドラール（フロリダ州マイアミ）で開催すると発表した。3月の概要発表時、未定となっていた。

最終戦は「リブゴルフ・インビテーショナルシリーズ」の第8戦で10月27～30日に開催される。12チームが5000万ドル（約64億円）をかけて競う4ラウンドのマッチプレーノックアウトトーナメント。優勝チームは1600万ドル（1人400万ドル）を分け合い、2位は1000万ドル、3位は800万ドルと続く。

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ノーマンは「今年最大のイベントを開催するのに、これ以上の完璧な場所はない。シーズンを締めくくるのにふさわしい場所」と話した。

サウジアラビアのオイルマネーを原資にする同リーグは賞金総額2億5500万ドル（約320億円）。イングランドのロンドン北西部に位置するセンチュリオンクラブで6月9日にスタートし、タイ、サウジアラビア、米国（5戦）で行われる。

同リーグについては、米PGAツアーコミッショナーのジェイ・モナハン氏が参加した選手はPGAメンバーの資格を失うと明言するなど、軋轢を生んでいる。参加選手は5月27日に発表される見込みだ。

PGAツアーはメンバーが参加する場合は許可申請を求めており、初戦の締め切りは25日だった。代理人が申請したことを明らかにしたフィル・ミケルソンのほか、英紙ザ・テレグラフは同日、セルヒオ・ガルシア（スペイン）、リー・ウェストウッド、イアン・ポールター（ともにイングランド）らが出場を検討していると報じた。

＜リブゴルフ・インビテーショナルシリーズ＞
日程／コース
6月9日～／センチュリオンGC（英国ロンドン）
7月1日～／パンプキンリッジGC（オレゴン州ポートランド）
7月29日～／トランプナショナルGC（ニュージャージー州ベドミンスタ―）
9月2日～／ザ・インターナショナルGC（マサチューセッツ州ボストン）
9月16日～／リッチハーベストファームズ（イリノイ州シカゴ）
10月7日～／ストーンヒルGC（タイ・バンコク）
10月14日～／ロイヤルグリーンズGC（サウジアラビア・ジッダ）
10月27日～／トランプナショナルドラール（フロリダ州マイアミ）