新リーグを主導するグレッグ・ノーマン（Cliff Hawkins/Getty Images)

グレッグ・ノーマン(オーストラリア)がCEOを務める「リブゴルフ・インベストメント（LIV Golf Investment）」は16日、新リーグ「リブゴルフ・インビテーショナルシリーズ」の概要を発表した。

2022年のスケジュールは6月に英ロンドンのセンチュリオンGCを舞台に行われる一戦を皮切りに全8試合（うち4試合を米国で開催）。4大メジャーなどとの日程の重複は避けている。フォーマットは4人制の12チームで最大48人の選手が参加し、大会ごとにドラフトでチームを編成。いずれも予選カットなしの54ホール競技となり、各組が一斉にティオフするショットガンスタートを採用するとした。

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賞金総額は2億5500万ドル（約302億円）と破格のスケール。最初の7試合の賞金は2000万ドルに設定され、さらに毎週上位3チームが500万ドル、7試合を終えた時点で個人戦の上位3人が3000万ドルを獲得。最終戦「チーム選手権」（10月28日～／会場未定）は賞金総額5000万ドルで行う。

ノーマンは「私たちのイベントは、ゴルフ界にとって新たな価値を提供するものです。選手たちは、好きな場所でプレーする権利の実現に向けて前進していくことでしょう。私たちは新興勢力ではありますが、長期的なビジョンを持ち、成長することを目指しています。とても明るくエキサイティングな未来があると確信しています」とコメントした。

PGAツアーコミッショナーのジェイ・モナハン氏は、かねて新リーグに参加した選手はPGAツアーメンバーの資格を失うことを明言。新リーグを支持し、PGAツアーを批判したフィル・ミケルソンはその後陳謝したものの、欠場が続いている。

＜リブゴルフ・インビテーショナルシリーズ＞
日程／コース
6月9日～／センチュリオンGC（英国ロンドン）
7月1日～／パンプキンリッジGC（オレゴン州ポートランド）
7月29日～／トランプナショナルGC（ニュージャージー州ベドミンスタ―）
9月2日～／ザ・インターナショナルGC（マサチューセッツ州ボストン）
9月16日～／リッチハーベストファームズ（イリノイ州シカゴ）
10月7日～／ストーンヒルGC（タイ・バンコク）
10月14日～／ロイヤルグリーンズGC（サウジアラビア・ジッダ）
10月28日～／未定