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2022年 ジェネシス招待
期間:02/17〜02/20 場所:リビエラCC(カリフォルニア州)

世界ランク1位のラームはPGAツアーに忠誠誓う 他選手の反応は

◇米国男子◇ジェネシス招待 事前情報(16日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)

世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)が今後もPGAツアーを主戦場としてプレーする考えを示した。サウジアラビアのオイルマネーを背景に設立された団体による新ツアー、リーグ構想の話題が盛んな中、態度を突然表明した。

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大会前の公式会見がセッティングされていなかったラームは開幕前日の午後、クラブハウス前に急きょ報道陣を集めて話し始めた。「これはオフィシャルなもので、今回だけお話ししたいと思います。僕のPGAツアーへの忠誠を示したい」。新団体から既に多くのトップ選手に接触がある中、PGAツアーのコミッショナー、ジェイ・モナハン氏の方針を支持する自らの考えを口にした。

「サウジアラビアのリーグについての話が飛び交っているが、それは僕にとって、僕の将来のゴルフにとってベストではないと信じている。自分が成すべき最高のレガシーはPGAツアーにある」。新団体からは一部トップ選手には150億円以上の契約オファーがあったという情報もある。ラームは「前から言っているように僕はお金のためにプレーしていない。それが(新団体の)一番のアピールポイントのように思う。ゴルフが好きで、チャンピオンになりたいからここでプレーしている」と一流選手、コースと戦うことへの魅力を説いた。

また昨季導入された、選手の人気度をネット検索やSNSでの反応、テレビ視聴率などの露出度、貢献度によって測定し、ボーナスを付与する「プレーヤー・インパクト・プログラム」(PIP/総額4000万ドル)についても賛同した。昨年7月から世界ランク1位を保持しているラームはツアーメンバーを代表する諮問委員会の一員でもある。

大会前の会見では世界ランク2位のコリン・モリカワはPIPについては疑問を呈したが、新団体のオファーには懐疑的な目を向け、引き続きPGAツアーでプレーする考えを示した。この日は82勝をマークしているタイガー・ウッズも賛同。ロリー・マキロイ(北アイルランド)も話を振られ、「もううんざり」とPGAツアーを支持する態度を変えていない。

一方でラームのアリゾナ州立大の先輩でもあるフィル・ミケルソン、48歳のリー・ウェストウッド(イングランド)らはすでに新ツアー、リーグへの関心を示している。41歳のアダム・スコット(オーストラリア)はこの日の会見で「彼らが提案しているスケジュールは多くの選手にとって魅力的。もちろん何を目指すかによっても違うが」と、自身のライフスタイルを考えた際の興味を口にし、秘密保持契約を結んだことを匂わせた。

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