愛称は「ビッグイージー」アーニー・エルス のバイオグラフィ
ゴルフきょうは何の日<7月22日>
2012年 「全英」エルスの大逆転勝利とスコットの悪夢
英国ロイヤルリザム&セントアンズで行われた「全英オープン」で、アーニー・エルス(南アフリカ)が2002年大会以来、10年ぶりの優勝を飾った。通算5アンダー5位から出て前半2つスコアを落としたものの、後半4バーディの猛チャージ。通算7アンダーとし、6打差を大逆転した。
だが、主人公はむしろアダム・スコット(オーストラリア)だった。4打差の単独首位スタート。2位のエルスと3打差あった後半15番から悪夢の4連続ボギーを喫して、初のメジャータイトルを逃した悲劇が記憶に残る。
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4日間で最も風が強く吹き荒れたリンクスの最終日に待っていたまさかの結末。当時42歳のエルスと32歳のスコットの明と暗。エルスは「アダムをアテストで見かけたが、彼は大丈夫そうだった。こんなことになって、なんだか悪い。僕にも同じ立場の経験が何度もある、すぐに立ち直れる、引きずらないようにと伝えた。ただ、彼はまだ若い。僕はメジャーで4回勝ったけれど、彼ならもっと勝てるはずだ」と気遣った。
優勝を逃した後、ロッカーに戻ったスコットは「僕は人よりも学ぶのが遅いのかもしれないけれど、必ずいつか優勝してみせる」と話した。初のメジャータイトルを獲得したのは翌2013年の「マスターズ」。オーストラリア勢初のマスターズチャンピオンとなった。
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