10代の快進撃！ 尾関彩美悠の強心臓ぶり／古江彩佳は惜敗の3位
2022/09/20 17:00
国内女子ツアーでは10代の選手らの勢いが止まりません！ ツアー初勝利をつかんだ尾関彩美悠選手は岡山県生まれの19歳。いま注目したい“新星”を取材しました。米ツアー2勝目を狙った古江彩佳選手は逆転を許し、悔しさ残る3位で終えました。今週は話題盛りだくさんでお届け！ 最後までお楽しみください。
PICK UP NEWS
「#次は私」 尾関彩美悠が“相棒”に誓ったリベンジ
尾関彩美悠選手は2021年のプロテストでトップ合格を果たしました。同期は前週にメジャーを制した川崎春花選手。尾関選手は祝福を送る裏で悔し涙を流していたそうです。キャディを務めた栗永遼氏に送った決意のメッセージ。有言実行のリベンジを果たした19歳の顔には笑顔が広がりました。
連続ボギーからイーグル奪取 古江彩佳が崩れないワケ
トップタイで出た古江彩佳選手は2打及ばず、惜しくも日本勢4人目の大会制覇とはなりませんでした。冷静に試合を進め、イーグルを決めるなど観客を盛り上げた古江選手。「また次につながる悔しさ」。22歳の活躍から目が離せません。
「ホントにビックリな」イーグル決着 長かった2勝目までの3年
石川遼選手とのプレーオフで見せた驚がくの一打。大槻智春選手は、観客からの歓声でイーグルによる勝利を知ったそうです。2019年に初優勝を挙げてから、ずっと悩んでいたと心中を明かした大槻選手。やっと手繰り寄せた2勝目に喜びもひとしおです。
最終日“45人抜き”も涼しい顔 松山英樹「不思議な感じ」
70位で迎えた最終日。松山英樹選手はボギーなしの7バーディで回り、25位まで一気に順位を上げて開幕戦を終えました。淡々と試合を振り返った松山選手。次戦は2年に1度の対抗戦「プレジデンツカップ」です。楽しみですね！
LAST WEEK NEWS
国内女子：住友生命Vitalityレディス 東海クラシック
うれしいプロ初優勝を飾った尾関彩美悠選手。昨年11月のプロテスト合格のご褒美には「ずっと『犬が好き』と（父に）言っていたので」と、新たな家族を迎え入れることに。テストの2日後に早速買いに行くと、父・美成（よしなり）さんの一目惚れでマルチーズとトイプードルのミックスに決定し、「ウィナー」ちゃんと命名。ラウンド中は“妹”の顔がプリントされた特製のヤーデージブックカバーを見て癒やされているそうです。（内山）
米国女子：ポートランドクラシック
日本勢が大活躍だったポートランドクラシック。日本人のギャラリーの方もたくさん観戦にいらしていました。会場周辺は日系メーカーが多いらしく、駐在や出張で来ている方が多いのだとか。日系企業の商工会でゴルフ同好会もあるようで、熱のこもった応援で選手の活躍を後押ししていました。（谷口）
国内男子：ANAオープンゴルフトーナメント
池田勇太選手のトレーナー、広瀬堅太郎さんは現在福岡を拠点にしていますが、輪厚コースのある北海道北広島市の出身です。今大会では3年ぶりのタイトルをもぎ取るため力を尽くしました。ラウンド前後のケアのためプロが宿泊していた札幌市内と実家とを往復。身体のメンテナンスは1日約4時間に及び、帰省した気にはなりません。優勝には届きませんでしたがチームの絆はまた太くなるはずです。（桂川）
米国男子：フォーティネット選手権
「引退するわ」。松山英樹選手のトレーナー、岩井幹雄さんにかかってきた電話の主は阪神タイガースの糸井嘉男選手。現役引退を発表する会見前日のことでした。圧倒的な身体能力から“超人”と呼ばれた41歳。体のケアに携わったこともあり「メチャクチャ寂しいです」と惜しみつつ、「ボディビルダーと一緒にトレーニングしたり、知識も豊富。トレーニングコーチとかも面白いかも」とセカンドキャリアに期待を寄せました。（亀山）
PICK UP PHOTO
美しくドレスアップした女子プロたち。とても素敵です♡
NOTE
キンモクセイは9月から10月にかけてオレンジ色の花を咲かせる秋の風物詩。甘い香りが特徴的で、香水やハンドクリームなど女性を中心に人気を集めています。香りだけでなく、花をシロップ漬けにしたり、お酒にいれたり楽しみ方は様々です。中国が原産で、江戸時代に日本へと渡ってきたそう。日本には雄株しか入ってこなかったため、挿し木で増やします。甘い香りを求めて散歩してみるのはいかがですか？（武田）
Edited by : 武田涼花
instagram : @i_am_golfholic
