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今季5回目の2位に涙 吉田優利「何か一つ進化できるように」

◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 最終日(18日)◇新南愛知CC美浜コース(愛知)◇6502yd(パー72)

単独首位の尾関彩美悠を1打差で追いかける展開で迎えた最終日。台風接近の影響で強風の中でのプレーを強いられたが、吉田優利は冷静に自分のゴルフを貫き通した。

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前半6番(パー3/206yd)で第1打を50cmにつけるベタピンショットで最初のバーディを奪うと、折り返し後の11番(パー3/176yd)ではチップインを決めてバーディを重ねた。

悔やんだのは14番。フェアウェイからの2打目がグリーン手前のバンカーに入り、3打目のアプローチはカップを4mもオーバー。返しのパットを沈められず、「優勝争いしている中での致命的なミス」と、勝負どころのサンデーバックナインでこの日唯一のボギーをたたいた。

16番(パー3/194yd)では10mのスライスラインをねじ込んだが、尾関に8mのバーディパットを入れ返されてリードならず。

通算12アンダーで並んで迎えた最終18番。ティショットでフェアウェイをとらえ、2打目でピン横3mにつけた。勝負を懸けたバーディパットは「回転も真っ直ぐでいいところに打てたのが、ちょっと切れちゃいました」。カップの一筋横を逸れていった。

尾関のウィニングパットを見届け、自身のパーパットをしっかりと沈めると、自ら近寄り笑顔でグータッチを交わした。ツアー初優勝を飾った19歳のルーキーを「すごくアグレッシブ。パターもしっかり打つし、そういうところがいいゴルフにつながっていると思う」と、たたえた。

3バーディ、1ボギーの「70」で、1打差の惜敗。ラウンド後のインタビュー中には、こらえきれずに大粒の涙を流した。「一日を通して見てみればいいプレーの方が多かった。ミスをするタイミングだったりとか、流れをつかむ一打っていうのをつかんでいたつもりだったんですけど、結果がこれなので…。つかみ切れてなかったのかな」と悔しさをにじませた。

今季5回目の2位。優勝まであと一歩届かない悔しさは、自身が一番感じている。「この試合で、何か一つ進化できるように、何かを取り入れるのもアリかな、と。それを考えなきゃなと思いました」。目に涙を浮かべながら、力強く話した。「次、頑張ります」(愛知県美浜町/内山孝志朗)

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2022年 住友生命Vitalityレディス 東海クラシック



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