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2022年 ポートランドクラシック
期間:09/15〜09/18 場所:コロンビア・エッジウォーターCC

悔しさ胸に練習場へ 渋野日向子は「本当にくだらないゴルフをした」

◇米国女子◇アメージングクリー ポートランドクラシック 最終日(18日)◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6478yd(パー72)

同世代のアンドレア・リー(米国)が優勝カップを掲げる横で、パッティング練習に打ち込む。渋野日向子は「76」という締めくくりに悔しさをにじませた。

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「本当にくだらないゴルフをした。この3日間が、なかったことになった感じです」。ここまでの3日間で手ごたえをつかんだはずのショットは、最終日になって崩れていった。1Wショットは悪くないが、セカンド以降でグリーンを捉えられない。

朝一番のティショットもしっかりフェアウェイを捉えたが、そこからのアイアンショットはグリーンをオーバー。3打目で寄せてパーでしのいだが、次のパー3でもティショットが左バンカーにつかまり、3番の第2打はラフがかかるカラーに落ちて連続ボギーで後退した。

不安なく振れたはずの1Wも、引きずられるように鳴りを潜める。9番のティショットは左に曲げ、木の枝が視界にかかるなかでラフからのショット。第2打はグリーンを越えて右のラフにつかまり、3オン3パットのダブルボギー。11番は2打目を左に大きく曲げて2度目の「+2」と、表情は厳しくなっていった。

14番からの連続バーディも、この日の悔しさは上書きできない。「本当に、きょうは何もできない一日でした」と、3バーディ、3ボギー2ダブルボギーの「76」で終えた18ホールは重くのしかかった。

「終わりが悪いので課題しか残っていない。悔しい」と振り返る。ホールアウト後に球を転がし始め、出場を予定する次戦から10月「LPGAメディヒール選手権」までの3戦に向けて再浮上を目指す。(オレゴン州ポートランド/谷口愛純)

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