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馬場咲希 予選落ちも大ギャラリーに囲まれて「悔しいよりも楽しかった」

◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 2日目(17日)◇新南愛知CC美浜コース(愛知)◇6502yd(パー72)

8月の「全米女子アマ」を制した馬場咲希(東京・代々木高2年)は、「76」をたたいた初日の流れを断ち切れず、2日目も苦しい出だしとなった。

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台風が接近している影響で瞬間最大風速が12.7m/sを記録したこの日、スタートホールの10番は強いアゲンストだった。「風にできるだけ影響されないように」と、グリップを短く持って放ったティショットは右のラフへ。2打目をピン奥2.5mにつけたが、下りのパットを惜しくも外してパー発進とした。

初日に続いてティショットでフェアウェイをとらえられないもどかしい展開が続き、ノーバーディ、2ボギーでハーフターン。後半は「悔いの残らないように攻めた」と気持ちを切り替え、5番で60ydの2打目を58度のウェッジで1.5mにつけて最初のバーディを奪うと、8番でも75ydの2打目を同じく58度のウェッジで2mに寄せ、バーディパットを沈めた。

2バーディ、2ボギーの「72」。スコアを伸ばせず、凱旋試合は通算4オーバー74位で予選落ちに終わった。「バーディが欲しいと思った時に、入れたいと思いすぎてストロークをミスしてしまった」と反省点を挙げる。2日間のフェアウェイキープ率は25%(7/28)と低迷、「フェアウェイが狭くてドライバーを打たないホールもあった。飛距離が落ちてもフェアウェイに置ければいいラウンドができたと思う」と悔やんだ。

それでも、この日は5179人のゴルフファンが「全米女子アマ」覇者を一目見ようと朝早くからコースに詰めかけ、2日続けて大ギャラリーに囲まれてのラウンドとなった。「予選通過できなくて悔しい気持ちがあるけど、2日間大勢の人たちの前でプレーすることができて悔しいよりも楽しかったし、これからに向けていい経験ができた」と力強く前を向いた。

ツアーの次戦は国内メジャー「日本女子オープン」(9月29日~/千葉・紫CCすみれコース)への出場を予定している。「歴史のある試合なので、出られることがすごくうれしい。周りにも応援しに来てくれる方たちが多いので、そこではもっといいプレーができるように今回の反省を生かして頑張りたい」。予選落ち後のインタビューとは思えないくらいの笑顔も見せた。この経験が、17歳の高校生をさらに強くする。(愛知県美浜町/内山孝志朗)

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