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2022年 ポートランドクラシック
期間:09/15〜09/18 場所:コロンビア・エッジウォーターCC

スタンフォードのスターが亡き祖父に捧げるV 「いつも信じてくれていた」

◇米国女子◇アメージングクリー ポートランドクラシック 最終日(18日)◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6478yd(パー72)

首位から出たアンドレア・リー(米国)が初優勝、24歳の新ヒロインが生まれた。古江彩佳と同じ最終組からプレーした最終日は、2番からの連続ボギーが先行して苦しい立ち上がりだった。

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「まだホールは残っているから、我慢して」と自分に言い聞かせ、5番から3連続バーディで盛り返し。13番のバーディで再び首位グループに名前を並べると、バックナインで5バーディを奪って通算19アンダーに到達。単独首位で18番グリーンに上がってくると、笑顔でウィニングパットを沈めて歓声をかみ締めた。

「すべての苦労が報われた」と初優勝を喜ぶ。スタンフォード大出身で、2019年には世界アマチュアランク1位にも輝いた注目選手。「アマチュア時代は順風満帆だった」と期待を背負ってプロ入りを果たしたが、米ツアー参戦2年目の昨年は苦しいシーズンだった。

2019年にQスクール30位に入ってツアー出場権を獲得すると、ルーキーイヤーの2020年は「AIG女子オープン」7位を筆頭に順調に成績を残していく。

しかし昨年は18試合に出場して10試合で予選落ちと苦しい時期を経験していた。「21年は苦しかったけど、プロゴルファーとして成長できた。いままでの経験があるから、今日の優勝がある」と振り返る。

「この優勝は、去年の11月に亡くなった祖父に捧げたい。いつも私を信じてくれた」と涙をにじませて優勝カップを点に掲げる。18番グリーンで掲げたこぶしは、亡き祖父に捧げたものだった。(オレゴン州ポートランド/谷口愛純)

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