50歳でメジャーV！ミケルソン快挙に“マスクなし”の観客殺到／国内ツアーで「58」
2021/05/25 17:00
松山英樹選手のメジャー2連勝を期待して寝不足な週末を過ごした方も多いのでは？ 快挙はなりませんでしたが、50歳ミケルソン選手のメジャー最年長優勝はドラマチックでした。国内男女ツアーでも圧巻の記録が生まれました。記録に沸いた一週間を凝縮してお届けします！
PICK UP NEWS
「ずっと大切にしたい」50歳ミケルソンが見せたプロスポーツらしい光景
メジャー最年長優勝を記録したミケルソン選手。観客がフェアウェイへなだれ込み、最高潮の熱狂と興奮を全身で感じたようです。ワクチン接種の拡大とともにマスク着用免除が進む米国。新たな名場面はどこか懐かしい光景でもありました。
メジャー連勝逃した松山の新たな勝利欲「もう一回作る」
メジャー連勝を狙った松山選手は23位。上位で迎えた第3R後半の失速で優勝争いから脱落しました。大会前週に1カ月ぶりに復帰しブランクを感じながらの4日間を終え「もう一回作りたい」。どん欲に勝利を狙う姿勢は変わりません。
64→74「つらくなった」 シブコ日替わりゴルフに心境吐露
第3Rは米ツアー自己最高の「64」。一転して最終Rに「74」をたたいた渋野選手は「日替わり…つらくなった」と心境を吐露しました。悪いなりにスコアをまとめるのが超一流。次戦の「全米女子OP」までに立て直します。
石川遼も「すげえ!」 日本ツアー2人目の「58」
国内ツアーで記録された最少ストロークの「58」。達成した韓国のキム・ソンヒョン選手は「米ツアーで優勝したい」と野望を持つ22歳です。11年前に同じ「58」を出した石川遼選手も思わず「すげえ」と感嘆の声を挙げました。
LAST WEEK NEWS
国内男子：ゴルフパートナー PRO-AMトーナメント
国内初のプロアマ形式大会開催で、新たな歴史を刻んだ日本ゴルフ界。その一方で大会初日に50年の歴史を紡いできたゴルフ雑誌「週刊パーゴルフ」の幕引きが発表されました。「子供のころは毎週『週刊ゴルフダイジェスト』と『週刊パーゴルフ』を買って読んでいた」という石川選手も「寂しいっすよね」とポツリ。レッスン記事や裏話などから情報を仕入れ「現場が読んでも面白かった」。始まりも終わりもある一週間でした。（石井）
国内女子：中京テレビ・ブリヂストンレディス
過熱する女子ゴルフ東京五輪代表争い。渦中の稲見選手にとって、金メダリストの象徴は「霊長類最強女子」の異名を持つ元女子レスリング選手の吉田沙保里さんだそうです。「ここ一番で結果を出せるのは本当に強い人」。もちろん、代表争いはまだまだ続きますが、「五輪は数少ない選手しか出ることができない。日の丸を背負って出場できたら名誉ですよね」と夢舞台への憧れを口にしました。（玉木）
米国男子：全米プロゴルフ選手権
予選落ちした金谷拓実選手は決勝ラウンドが始まった土曜日も会場で練習し、松山選手のプレーにも目を凝らしました。ところで、チーム金谷の海外での自炊担当は日本暮らしも長いキャディのゲーリー・ジョンストンさん。「なんでも作ってくれます。“パプリカの肉詰め”なんてメニューも出てきたり」と感謝しきりです。当の本人は料理のほうは…「しません！」。ゴルフに集中できる環境も整ってきました。（桂川）
米国女子：ピュアシルク選手権
米女子ツアーで毎試合トレーナーとマネージャーを帯同している選手はほとんどいません。多くのスポンサーも付き、毎週メディアが追いかける渋野日向子選手は、他選手から見ると超エリートに映るでしょう。それは、勝負の場面で一つのアドバンテージにもなり得ます。「まだ覚える気にならん」という英語の代わりに、人を惹きつける笑顔もあります。次戦は「全米女子オープン」。2度目のブレークスルーに期待しましょう！（今岡）
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熱気は最高潮に！ところで、マスクをしているのは何人？
NOTE
LINEの既読無視（スルー）を意味する「KS」という若者言葉を最近知りました。30歳なので、最低限は知っているつもりでしたが、調べてみると知らぬ言葉がズラリ…。「OC」はおいしい、「しょんどい」は正直しんどい、「ま」は本気の省略形、「ベッケンバウアー」は別件を意味します。サッカー界の“皇帝”の名を安く使うな、と怒る人もいるでしょうが時代の流れですね（笑） もっとありましたが、調べるのも“しょんどい”ので、この辺で。（林）
Edited by : 武田涼花
instagram : @i_am_golfholic
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