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「帰国後14日」の認識にズレ 大西魁斗がプロ初戦で優勝争いも棄権申し出

◇国内男子◇ゴルフパートナー PRO-AMトーナメント 最終日(23日)◇取手国際GC(茨城県)◇6804yd(パー70)

プロデビュー戦で3日目を終えて首位と4打差4位の好位置につけていた大西魁斗がスタート前に棄権した。

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5月に南カリフォルニア大を卒業した大西は、主催者推薦で出場した今大会を前にプロ転向。5月5日(水)の午前5時に日本へ帰国していたが、大会の指定練習日初日となる17日(月)までに14日が経過していなかった。

日本ゴルフツアー機構(JGTO)のルールでは、外務省から渡航中止勧告が出ている地域や国への訪問歴が指定練習日初日から起算して14日以内にある場合は当該トーナメントに出場できないことになっている。

大西は自主隔離期間が終わるのが開幕前日19日(水)となることを大会主催者との間で確認し、出場していたという。22日にJGTOの規程に関して電話で問い合わせがあり、この日コースに来た大西に事前に案内している規程を改めて説明。本人が棄権を申し出た。

【JGTO 新型コロナウイルス感染症対策 特別トーナメント規程】※抜粋
第2条(JGTOトーナメントへの出場)
選手は、次の各号に定める事項に従わなくてはならない。
(1)外務省から渡航中止勧告が出ている地域や国への訪問歴が、出場しようとする JGTOトーナメントの指定練習日初日から起算して14日以内にある場合、原則として当該JGTOトーナメントへ出場できない。

※編注:当初の配信で「それまで練習ラウンドを行わないことを大会主催者との間で確認した」としましたが、「それまで練習ラウンドを行わないこと」の部分を削除しました。

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