粘った! 初日から首位を守ったC.カーがツアー初優勝
LPGAツアー「ロングスドラッグス・チャンレンジ」最終日
過去19回も、首位と5打差以内の優勝争い圏内で最終日を迎えたことのあるクリスティ・カーだが、いずれも「形」にできなかった。今回、ついに立場逆転で2位以下に5打差をつけて最終日を首位で向かえたクリスティ・カー、今度こそ「勝利」をものにできるのか?
序盤から短いパットがカップに嫌われボギー続きでスコアを崩す。一方、そのクリスティ・カーを追う面々の中からヒーワン・ハンがバーディを稼ぎ着々と距離を3打差に縮める。そしてついに、16番でクリスティ・カーがティショットのミスから痛いダブルボギー。このチャンスを逃さずヒーワン・ハンが同じ16番でバーディを奪い、ついに首位タイに並んだ。
しかし喜びもつかの間、ハンの18番でのティショットは大きく左にそれ、なんとギャラリーエリア内のカートの中に。このトラブルでボギーとなったハンは7アンダーでホールアウト。クリスティ・カーはなんとか18番をパーセーブできれば優勝。結果、1メートルのパーパットを落ち着いて入れたクリスティ・カーが最終日に(75)を叩きながらもかろうじて逃げ切り、初優勝を手に入れた。
クリスティ・カー 「5打差でスタートして、でもギリギリの優勝だったけど、ギャラリーのみなさんも私の独走での楽々優勝なんて見たくないでしょ?だから、緊迫した試合になるようにしたのよ(笑)。もちろんウソです。必死でした。」
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