寂しさと共に戦うポーラ・クリーマー
低年齢化が進む米女子アマゴルフ
8月9日に行われた全米女子アマチュアオープンの準決勝は、まるで全米女子ジュニアオープンのようだった。「若さ=経験不足」ではない事がまたここで証明された。
一時、準々決勝の全4試合で17歳以下の選手達が試合をリードしていた。アリー・ソン(17歳)はビラダ・ニラパスポンポーンに、インビー・パーク(15歳)はアッシュリー・ノールに、ジェーン・パーク(16歳)はベッキー・ルシディに、またポーラ・クリーマー〔17歳〕はエリカ・ブラスバーグをリードしていた。しかしソンは結局負け、21歳のニラパスポンポーンが出場した準決勝の平均年齢は結果的に17.25歳だった。
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クリーマー及びインビー(ジェーン・パークとは無関係)は準決勝敗退。先月コネチカット州、フェアフィールド市のブルックローンCCで行われた女子ジュニアオープンでは、パークは2ホールを残し、3ホール差で第1シードのクリーマーに勝った。パークはチャンピオンのS.L.ウェストホフと決勝戦で対戦したが、残り8ホールの時点では5ホール差で勝っていたにもかかわらず、結局負けてしまった。
フィラデルフィアCCで行われた女子アマチュア選手権では両選手が早期にリードを取ったのでまた対戦するかと思われた。しかし、パークはニラパスポンポーンに2ホール差で勝っていたが、最後4ホールの内2ホールをボギーで終え、最終的には3&1で負けた。ニラパスポンポーンは2アンダーパーで終わり、パークは1オーバーパーだった。
「すごくタフな試合だった。他の試合では必ずリードしていたのに今日は違った。ニラパスポンポーンのパッティングと精神的な心構えは素晴らしい。彼女は全くミスを起こさなかった」とパークは述べる。
準決勝2試合目では、クリーマーは第4ホールの時点で、1ホール差でリードしていたが、それからジェーン・パークのパッティングに火がついた。10フィート以内のパットを11回迎え、その内10回は沈め、2&1で勝った。パークは3度バーディを出し、結果的にパークは5アンダー、クリーマーは3アンダーで準決勝を終えた。
「最初は私も良いショットも決めることができていた。」とクリーマーは言う。「でもジェーンは素晴らしかった。彼女は本当に優勝を望んでいた。すごい試合だった」
クリーマーはインビー・パークと対戦し負けてしまったが、パークはケイティ・コネリー、リンドセイ・ハルウィック、シャーロット・マヨーカス、及びアッシュレー・ノールに勝ち、クリーマーはエイミー・シュマッカー、Y.N.ツェン、アニー・サーマン及びエリカ・ブラスバーグに勝ち、全米レベルのステージにいるべき存在である事を証明した。
「来年は勝てる」とクリーマーは自信タップリに述べた。「他の選手達と同等にプレーできると信じている。私は準決勝まで進んだという実績を積んだ。これはすごい事だと思う」
Golfweek