宮里美香が撮影!「海と空」
2012年 全英リコー女子オープン
期間:09/13〜09/16 場所:ロイヤルリバプールGC(イギリス)
藍、美香らが今季最終メジャーへ向け調整
木曜日から開幕する今季の女子メジャー最終戦「全英リコー女子オープン」を控え、火曜日はプロアマ戦が行われた。前週日曜日まで米国で試合を行っていた宮里藍、宮里美香の両名は月曜日はラウンドせずに、この日のプロアマ戦に出場。上田桃子は月曜日に9ホールを回り、この日もプロアマ戦で18ホールを再確認した。
コースは全英女子オープン史上最長の6,660ヤード。海が近いために1日中風が強く、フェアウェイは狭く、グリーンのアンジュレーションはきつい。多くの選手が“今までで一番難しい”と口をそろえるロイヤル・リバプール。06年には男子の「全英オープン」が開催され、タイガー・ウッズが1度もバンカーに入れることなく優勝を飾っている。
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宮里藍は「スイングというよりも、どれだけしっかりコースマネジメントできるか」を攻略ポイントにあげる。風向きだけで、番手が4クラブ変わるパー3もあるなど、風の読みを含む状況判断と、そのマネジメントが重要だと指摘。今季2勝と好調なシーズンを送っているだけに初メジャータイトルへの期待も高まっている。
また、8月に米ツアー初優勝を飾った宮里美香は、メジャー制覇を「次の目標」と位置づけている。初優勝後も好成績を残しており、調子は維持をしているが「このコースは普通のショットが打てない」と、ショットよりマネジメントを重要要素にあげている。得意のパンチショットも「風に影響されないときもあるし、その計算が難しい」と一筋縄ではいかないが、キャディのチャドと共に乗り越えていくつもりだ。
その他、若林舞衣子、大江香織、一ノ瀬優希、木戸愛、原江里菜の初出場日本人選手5名に加え、月曜日に行われた予選会を突破した上野藍子らプロアマ未出場組は、コース内で練習をし、明日以降に備えていた。(英国リバプール/今岡涼太)