2025年 リビエラマヤオープン

「よし、オーバーできた」のバーディ締め 岩井千怜は“午後練”が生きた首位スタート

2025年 リビエラマヤオープン 初日 岩井千怜
氷のうで体を冷やしながら。岩井千怜がメキシコで首位スタート

◇米国女子◇リビエラマヤオープン 初日(22日)◇マヤコバ エル カマレオンコース (メキシコ)◇6583yd(パー72)

グリーン手前ラフからのアプローチを残した最終18番(パー5)も、攻める気持ちを忘れなかった。岩井千怜が打った3打目はピンを2mオーバーしたが、「よし、オーバーできた」と納得のショット。バーディパットを流し込むと、ホールアウト時点で4アンダー首位に並んだ。

2025年 リビエラマヤオープン 初日 岩井千怜
2番でバーディパットを決めキャディとグータッチ

「きょうは下りのパターもそんなに速くなかったので、なるべく攻めながらを意識していました」と5バーディ、1ボギー「68」をマーク。前半2番でバーディが先行、5番(パー5)は2打目でグリーンを捉えてバーディを奪い、「すごいうれしいバーディでした」と流れをつかんだ。

左手前にカップが切られた9番も、攻めの姿勢がピンチをチャンスに変えた。右のセミラフから打った160ydのセカンドショットは、「フェードをイメージして」と左風に乗せたが、流されてグリーン右横のラフへ。「左に外すよりは良い」とウェッジで思い切って打った3打目がカップに消えてバーディとした。「入ると思っていなかった」とガッツポーズを作って笑顔で後半へ。14番も強気のパットで3mを決め切り4つ目のバーディ。最終ホールをバーディで締め、米ツアーで自身初の首位発進を決めた。

2025年 リビエラマヤオープン 初日 岩井千怜 ハイライト
2025年 リビエラマヤオープン 初日 岩井千怜 ハイライト
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好スタートには開幕前の準備が効いた。「午後の練習だったので、風の練習はできていた」と火曜、水曜は午後に練習ラウンドをプレー。「ゆっくり寝たいなっていうのもあって」と笑ったが、風の強さも、気温30度を超える暑さもピークを迎える中での練習ラウンドが、午前7時44分スタートの初日のプレーを楽に感じさせた。「朝の練習も涼しかったですし、最初の9ホールは涼しいなという感じ」。最後まで集中力を切らすことなく回り切った。

午後12時44分にスタートする2日目は、より練習の成果が試される。「午後スタートで風が強いと思いますが、それも楽しみながら頑張りたい」と意気込んだ。(メキシコ・プラヤデルカルメン/谷口愛純)

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