プロテストはギリギリ合格 稲見萌寧メダルまでの軌跡
2021年 東京五輪
期間:08/04〜08/07 場所:霞ヶ関CC(埼玉)
亡き祖母に捧ぐ銅メダル リディア・コー「家族と国に誇り」
◇東京五輪 女子最終日(7日)◇霞ヶ関CC東コース(埼玉県)◇女子6648yd(パー71)
ニュージーランドのリディア・コーは通算16アンダーでホールアウト。稲見萌寧との“2位決定”プレーオフ1ホール目でパーを逃し、銅メダルを手にした。
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2016年リオ五輪の銀メダルに続いてゴルファーとしては初めて2大会連続でメダルを獲得した。「きょうは全体的にとてもいいプレーができました。最高のプレーをして楽しもうと思いました」と振り返った。
ラウンド後のゴルフチャンネルのインタビューでは前週に祖母を亡くしていたことを明かした。
「祖母のためにプレーしていました。私はただ、家族と国を誇りに思いたい。彼らのためにメダルを獲得できたことは、私とこの旅を続けてきた皆さんにとって大きな意味がある」と感慨深げに話した。
韓国で生まれ、6歳でニュージーランドに移住。14歳9カ月で豪州ツアー「ニューサウス・ウェール女子オープン」を制し、プロ大会における当時の最年少優勝記録を樹立するなど天才少女と呼ばれた。
17歳で世界ランキング1位に輝き、素晴らしいキャリアが約束されていたかに思えたが、2021年4月「ロッテ選手権」を制すまで3年以上も優勝から見放されるなどスランプにも陥った。
「違う色のメダルを持って帰ることができれば良かったのですが、故郷のみんなが誇りに思ってくれれば」
12日開幕の米女子ツアー「スコットランド女子オープン」(スコットランド・ダンバニーリンクス)にもエントリー済み。2024年パリ五輪では銀、銅に続く3大会連続メダルにも期待がかかる。
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