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<元気の秘訣はミッキーマウス?! 59歳のパワーの源>

子どもも大人もみんな大好きミッキーマウス。だけど、まさかこの御仁までもがその魅力にとりつかれているとは思いもよらなかった。中嶋常幸が、まさに好々爺の笑みで打ち明けた。「大好きなんだよ、ディズニーランド!」。

ああ、そうか、きっと、目に入れても痛くない。5人のお孫さんたちとの至福の時間・・・。「いや、孫と一緒でなくても、俺は大好きなの」。特にどのアトラクションが、というわけでもない。「あの雰囲気。ゲートをくぐった瞬間のね、わあ~!というあれね」。

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散策中に、運よくあのネズミさんに出会おうもおなら・・・。「ミッキぃ~!!!」と、大ベテランが声を張り上げ大絶叫。テンション上がりまくりで大コーフン。「いや~、まさにディズニーランドは夢の国。楽しいよぉ~」と、それはやっぱりお孫さんが一緒ならなおさらで、これは一番上の愛ちゃんが5歳のときのことだった。

横浜・八景島のシーパラダイスを堪能したあと、「ちょっと寄ってく?」と夕方からの入場は、優先入場できるファストパスも“完売”してしまって、愛ちゃんの大好きなビッグサンダーマウンテンも、80分の待ち時間。それでも乗るという可愛い孫のため、長い列に並んだおじいちゃんだったが、列も三分の二あたりまで過ぎたころで、とうとうシビレが切れてしまったという。「愛ちゃん、今日はもう、諦めない・・・?」とおずおずと切り出したおじいちゃんは、このあと5歳児の冷たい視線に縮み上がることになるのだ。

愛ちゃんは、大人顔負けの口調できっぱりとこう言ったという。「ここまで頑張って待ったのに・・・。じいじは大人でしょ? 子どもみたいなこと言わないで、もう少し我慢しなさい!」。思わず背筋が伸びたおじいちゃん。「はい~っ、スミマセンでした!」と最敬礼で無事、仲良く絶叫マシーンに乗り込んだ。

忘れられない思い出。懲りるどころか「ますます好きになっちゃったと」と、ディズニー愛と同時に“孫ラブ”が加速した1日。というわけで、今も足繁く通う日々は、還暦目前の大ベテランの何よりの息抜き。お孫さんと夢の国の散策は、昨年手術に踏み切った左膝にも、何よりのリハビリになる!?

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