2026年 メイバンク選手権

「リスペクトの気持ち大きい」古江彩佳は同世代の米女子ツアー初勝利に脱帽

2026年 メイバンク選手権 事前 古江彩佳
古江彩佳も同学年の吉田優利の米女子ツアー初優勝を祝福した

◇米国女子◇メイバンク選手権 事前(28日)◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6536yd(パー72)

「BMW女子選手権」で米ツアー初優勝を飾った吉田優利を、古江彩佳も素直に称える。「あの(週末)2日間、雨の中で本当にスゴイ…というリスペクトの気持ちが大きいです」。学生時代からトップアマとして切磋琢磨した同学年の戦友。ことしの春にはカリフォルニアディズニーに連れ立って遊びに行った仲でもある。

1カ月前の「NWアーカンソー選手権」ではこれまた同い年の西村優菜が初勝利を手にした。「日本人がたくさん勝っているのはスゴイ」と、なんだか誇らしい。国内ツアー時代にプラチナ世代、ミレニアム世代と呼ばれた一大勢力。古江はまさにそのけん引役で、ツアーでのアマチュア優勝、プロ転向後初優勝、米ツアー初優勝、そしてメジャー初優勝とそれぞれのステップで道を切り開いてきた。

「それぞれが、まじめに頑張ってきたことで結果が付いてきているんじゃないかなって。みんなに自分が真似できないようなスタンスがある。(別の選手の)いいなと思うところもあるし、自分のできるところ(強み)は守りたいという気持ちもある」。コース内外での和やかムードは、ティオフすればいつも一変。プライドをぶつけ合い、高め合ってきた。

古江の米国に渡って5年目のシーズンは、数字の上ではキャリアで最も苦しい。年間ポイントレースは先週、4ランクダウンの61位に後退し、最終戦「CMEグループ ツアー選手権」(フロリダ州ティブロンGC)に進出するトップ60から漏れた。“安泰”であればスキップできるはずの2週後「アニカ driven by ゲインブリッジ」(同州ペリカンGC)の出場が視野に入る。

マレーシアでは昨年9位でフィニッシュした。4日間60台を並べながら、4位から出た最終日に失速したこともあり「あまり、いい記憶はないんですよね」と振り返る。先月から5試合に出場した国内ツアーではトップ10入り4回。その成績にも「調子は悪くないけれど、全体的にまだハマっていない。ピタッと来るショットもなかなかないし、パターも入り切らないところが、流れをつかみ切れていないところ」と満足には至らない。

開幕前日は午後からのプロアマ戦が夕方の雷雨で中断、そのまま中止となった。東南アジアらしい気候もよく知るところ。「暑さが集中力をなくすので、体調を見ながら対策をしたい。でも、攻めることを忘れずにできれば」と例年のバーディ合戦を覚悟した。(マレーシア・クアラルンプール/桂川洋一)

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