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プレーヤーズラウンジ

<元祖・ゴルフの貴公子が帰ってくる!>

ファンに朗報だ。秋の本格シーズンに、本格復帰といっていい。今年2月に左足裏の手術に踏み切った深堀圭一郎が、ツアーに帰ってきた。4ヶ月ぶりの出場となったANAオープンで、ブランクを感じさせない予選通過。

決勝ラウンドでは「つい、気持ちが入ってしまった」と、少し患部の痛みがぶり返して63位にとどまったが、次の「アジアパシフィック パナソニックオープン」では、「どうやったら痛くならずに振れるか。ヒントを掴んだ」。

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もともと、足を蹴り上げてスイングするタイプ。「それを、お腹と左の腰で止めるように、と主治医に言われて」。会場の琵琶湖カントリー倶楽部は、難コースで初日2アンダーのスタートに、「95%まで完治している」との手応えも、掴むことが出来た。

ますます“男ぶり”も上がって帰ってきた。術後の安静期には「動けなかったんで、少しふくよかになってしまった」と笑ったが、そのあと、壮絶なリハビリ生活は、偶然ジムで居合わせたオリンピックの代表選手や、トップアスリートの姿にも刺激を受けて、むしろ以前よりもスリムになった。

「体重は変わっていないのですが、確かに引き締まったかな。久しぶりに会場に来たら、痩せたとよく聞かれるようになりましたね」と、爽やかな笑顔を見せた。

ツアーを留守にしていても、歴代の選手会長としての存在感も健在だ。何か事があるごとに、関係者から相談の電話がかかる。「宮本くんが、リーダーシップを取ってくれている」と、あくまでも現役の会長を立てつつ「僕も今年はJGTOの理事会メンバーとして、オブザーバー的な役割を任せてもらっている。影ながら支えられる部分は支えていきたい」と強い責任感も相変わらずだ。

怪我のためシード権がない今季は推薦出場を受けるなど、今週の「コカ・コーラ東海クラシック」を含めて残り6試合を戦う予定だ。「そこで結果を出したいという気持ちもある」。もちろん、それでシード権を取り戻せれば、この上なくドラマチックな筋書きだ。

だが、それがなくとも、来季は「生涯獲得賞金ランキング上位25位内」の資格を行使すれば、フル参戦が可能。本格復帰を目前に、「次につながるゴルフをやりたい」。誰もが待ちわびていたスター選手がいよいよ帰ってくる・・・!!

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