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ツアープレーヤーたちの雪辱戦<ダイナスティカップ日本代表>

2005/02/07 09:00

日本代表メンバーはみな、並々ならぬ闘志を燃やしている。今年4月に行われる「VISAダイナスティカップ」。アジアと日本の両ツアーを代表する精鋭たちが、中国は深センにあるミッションヒルズゴルフクラブに集結し、互いの栄誉をかけてチーム対抗戦で激突する。

前回2003年に行われた記念すべき第1回大会で、日本はカップに名前を刻めなかったばかりか、16.5対7.5ポイントの大差で完敗してしまった。

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雪辱がかかった今年の第2回大会にむけて、キャプテンの青木功は出場メンバーたちにこんな通達を出している。

「みんな!!それぞれ奥さんや子供、恋人を連れて来い!」

一昨年前、当時の代表メンバーたちは、「アウェー」の洗礼を受けている。開催国の中国、とりわけ地元・深セン市内の大会の盛り上がり様はすさまじかった。まして代表メンバーに、地元出身の張連偉が名を連ねていたことから、アジアチームへの応援にますます拍車がかかったのだ。

また、そればかりか、日本チームのミスにはあからさまに、拍手や口笛ではやし立てるものだから、途中からすっかりやる気をそがれてしまった日本代表メンバーもいた。

前回に続き、2度目の代表キャプテンに就任した青木は、その苦い記憶を忘れてはいなかった。

「リベンジには是非とも、『アウェイ対策』が必要」と判断したキャプテンは、日本チームの「応援団」を、せめて家族ら身内でがっちり固めてしまうことで、地元ファンに対抗しようと考えたのだ。

代表選手の選考にも熟考を重ね、前回以上の「ベストメンバー」を揃えた。ダイナスティランキング1位の片山晋呉、同2位の谷口徹ほか、キャプテン推薦枠として、丸山茂樹と伊沢利光を選出。

「今回は、絶対に負けられないという不退転の決意を持って臨む考えでいる」と、青木が言えば、「前回の敗退は僕も、海の向こうでとても悔しいと感じた。今回、僕は勝つために行きます」と、丸山も闘志を燃やす。片山は「日本が本気を出せば、こんなもんだっていうことを見せてあげたい」と、豪語する。

約2ヵ月後の本番にむけ、代表団は早くも背中の「日の丸」を意識して、熱く燃えている。

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