有村智恵が6年ぶりの単独首位発進 4打差内に19人
2018年 大王製紙エリエールレディスオープン
期間:11/15〜11/18 場所:エリエールGC松山(愛媛)
ポメラニアン8匹のため 渡邉彩香は6年連続賞金シードへ
◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 初日(15日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6525yd(パー72)
賞金ランク55位で6年連続の賞金シード(同ランク50位以内)がかかる渡邉彩香は5バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「71」でプレー。フェアウェイキープ率は36%と低迷したものの、1アンダー32位で初日を終えた。
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最終9番(パー5)では2オン2パットでバーディ締め。「最後はよかったです。コースは狭いですが、ストレスはありません。みんな心配してくれますけど」と振り返った。
賞金ランク50位までに来季出場権、同51位から55位までには来季1回目リランキング(※)までの出場権が与えられるが、「私は順位をキープしないといけない立場ではない。稼がないことにはシードに入れない。ピリピリはしていません」と平常心を強調。50位の大里桃子とは約129万円差あり、逆転シード入りには最低でも単独17位(賞金130万円)以内に入る必要がある。
2試合連続で予選落ち中も、大きな力となっているのが静岡にある実家で飼う愛犬たちだ。「ポメラニアン8匹です。むっちゃ、かわいい。一番仲がいいのはオスの海(カイ、10歳)くん。携帯電話の待受は犬です。きょうも写真を見て癒やされます」と笑った。
「犬のおやつも奮発してしまいます。病院の先生にメタボで怒られますが」。かわいい8匹のために賞金シードを譲るわけにはいかない。負けられない戦いが始まった。(愛媛県松山市/玉木充)
(※)獲得賞金に応じて出場優先順を組み替える制度で国内女子ツアーは今季から導入。年2回行われ、今季の1回目は6月「アース・モンダミンカップ」後に行われた。