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スロープレーで最終組3人に警告 終盤は走りながらプレー

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(6日)◇茨城GC西コース(茨城県)◇6715yd(パー72)

最終日最終組でプレーした申ジエ(韓国)、鈴木愛イ・ジョンウン6(韓国)の3人全員がスロープレーで警告を受けた。

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後半12番(パー5)で、申が4打目のアプローチで許容時間を15秒オーバーする55秒を要し警告。続く13番で鈴木がバーディパットに70秒(30秒オーバー)、14番でもイが57秒(17秒オーバー)をバーディパットにかけてそれぞれ警告となった。

日本女子プロゴルフ協会は今季から、スロープレー対策として1ストロークにかけられる時間を50秒から40秒(最初にストロークする選手は50秒のまま)に短縮した。2度目の時間超過からは1罰打になる。

その後、3人に対する時間超過の指摘はなかったが、終盤は前の組との感覚を詰めるため1打を放つたびに走ることを余儀なくされた。それでも、途中1組前の比嘉真美子らの組と2ホールの間隔があき、最終組がホールアウトしたのは1組前が競技を終えてから30分近く経過していた。

1打差で敗れた鈴木は「最終日最終組で回っているし、この(難しい)コースなので時間はかかる」と、最終組のデッドヒートとなっていた中でのプレースタイルに一定の理解を求めた。一方で、「走らされるとは思っていなかった。優勝争いの中で気持ちの良いものではない。もうちょっと落ち着いてやりたかったですね」と不満も口にした。

優勝した申も「慎重になって全体的に遅くなった」と、メジャー大会の優勝争いならではの緊張感を強調した。「競技委員が来て自分たちのプレーが遅くなっているのが分かったので、ペースを上げた(警告はプレーの)負担にはならなかった」と振り返った。(茨城県つくばみらい市/林洋平)

6日20時7分配信の「スロープレーで最終組3人に警告 鈴木愛『走らされるとは』」を差し替えました

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