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最難関の最終18番 賞金女王争いのカギを握るか

◇国内女子メジャー第4戦◇LPGAツアー選手権リコーカップ 3日目(25日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6448yd(パー72)

シーズン最終戦は、通算13アンダー首位のテレサ・ルー(台湾)、2打差の2位イ・ミニョン(韓国)が優勝争いを演じている。今大会の結果を受けて決まる賞金女王争いも大詰めだが、最終18番がカギを握りそうだ。

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宮崎CCの最終18番400ydのパー4は、左ドッグレッグで2打目地点から2段グリーンに向けて打ち上げ。グリーンは激しい傾斜に加え、周辺に厄介なティフトン芝が生えており、下りのパットを外すと止まらない。3日間の平均スコアは「+0.3(4.3)」と最難関。バーディは5個と最少で、ボギーは最多の26個。ダブルボギーは3つを数えた。

この日同ホールでバーディを奪ったのはルー、イ、成田美寿々の3人。「67」を出して3位に浮上した成田は「カップ7個分くらいを想定」した激しい6mのフックラインをねじ込んだ。「(バーディを)狙っていたわけではなかったけど、ふくらませてタッチをあわせようと思っていた。良い終わり方が出来た」と取り囲む観客の声援に手を上げて喜んだ。

最終組で同組のイとルーはショットで奪った。先にイが155ydから6Iでコントロールショットして上3mにつけると、続くルーは145ydから8Iでフルショットし下1mにピタリと止める技術を見せた。

ちょこんとパターを当てるように下りのパットを決めた賞金ランク3位のイは「ドキドキして鳥肌が立った」と興奮気味。逆転賞金女王には優勝に加えて、同ランクトップの鈴木愛が単独15位以下となるのが条件で「(トップのルーにあす)追いつくにはコレを決めないと厳しいと思った」と振り返った。

2008年最終日の18番では不動裕理が短いバーディチャンスから3パットし、古閑美保に賞金タイトルが舞い込んだ。数々のドラマを生んできた最終ホールは今年、どんなエンディングを見せてくれるのだろうか。(宮崎県宮崎市/林洋平)

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