最終日「66」の猛チャージで2位フィニッシュした成田美寿々

■ 成田美寿々 7バーディ、1ボギー「66」、通算8アンダー単独2位

「あと一歩までいけたのは良かった。集中して18ホールをプレーできたし、今年最後の1日としては、シーズン序盤に比べると成長を感じられる1年だった。苦しんだシーズンは無駄ではなかったと改めて思えた。7打差で上位は見てなかったけど、12番のバーディで『（狙って）いっちゃうぞ』と思った。17番、18番はティショットから（勝ちたい）気持ちがこもっていたと思う」

■ 鈴木愛 2バーディ、2ボギー「72」、通算3アンダー6位タイ

「4日間を通して一番ショットが悪かった上に、きのう以上に運がなかった1日だった。1年を通せば、初めて良かったと言えるかも。『中京－』で今季1勝を挙げたあと、チャンスはあったのに勝てなくて、ようやく『日本女子プロ』で勝って満足の1年。年間3勝を目標にやってきたけど、今年はできなくて。来年こそ3勝したい」

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地元宮崎出身の大山志保は13位でフィニッシュした

■ 大山志保 3バーディ、1ボギー1ダブルボギー「72」、通算イーブンパー13位

「ショットはすごく良かったけど、肝心なところで短いパットが入らなかった。それでも自分の中で手応えがみつかり良い1週間だった。今年は目標だったリオ五輪にも出場できて、苦しいシーズンだったけど素晴らしい経験ができた。今年は（賞金ランク）トップ10に入れなかったので、まだまだ上を目指して頑張っていきたい」

■ 笠りつ子 3バーディ、3ボギー「72」、通算10オーバー、27位タイ

「毎年、後味の悪い終わり方。今年は成長を楽しみにしていたけど、この結果にガッカリ。でも2016年は本当にいい年だった。熊本地震があって、あしたがどうなるか分からない経験をしたことで、1日1日を前向きに思い切りプレーできた。来年はツアーを背負っていけるように。来年30歳。思い返した時に悔いのない1年にしたい」