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収入よりやりがい 元エリート銀行員女子プロの挑戦

2016/06/02 20:15


国内女子ツアー「ヨネックスレディス」が3日、新潟県長岡市のヨネックスCCで開幕する。会場内で最終調整を行う選手の中には、主催者推薦出場で2年ぶりのレギュラーツアー出場となる36歳・内山久美の姿があった。ゴルフを始めたのは25歳という異色の経歴で、プロ6年目にして初の予選通過を狙っている。

2011年プロテストで合格した内山が、これまでにレギュラーツアーで稼いだ賞金額は0円。全プロゴルファーを見渡せば決して珍しい存在ではないが、大学を卒業してからの経緯が他のプロゴルファーとはかなり違う。「(会社の)同期は年収1000万円いってますよ」と笑いながら、賞金0円プロとなるまでの経歴を明かした。

立教大学を卒業後、就職氷河期まっただ中の2003年に東京三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)で総合職として入行。「同期入行は東大や慶応ばかりでした」というエリート街道で、毎週壁に張り出される営業成績表では常にノルマを満たし、「女性支店長を目指せ」と周囲からも発破をかけられる社会人生活を送っていた。

昔から勉強が好きで、運動は中学時代にバトミントンを1年間やっただけだったという内山の人生が転機を迎えたのは、入行2年目。「やりたいこともなく入ったから、全然将来も見えなかった」と仕事に嫌気がさしていた時期に、友人と行った練習場でゴルフと出会った。「何かにのめり込みたかった。やるからにはプロを目指そう」と、元来のストイックな性分に火がつき、会社を辞めた。

「のめり込むと、それだけになるタイプ」と自己分析する内山が、プロテストに合格したのはゴルフを始めて6年目の31歳のとき。だがプロの世界は甘くない。4年間で6試合に出場したが予選通過はなし。プロ5年目となった昨季は国内ツアーへの出場は0試合。プレーの場を求めて台湾のツアーに8試合出場したが、最高位の3位に入っても賞金は50万円程度だった。

収入面では転職前の方が格段に良かったことは間違いない。それでも「やりがいがあるっていいですね」と本人は満足そうだ。明るく前向きな36歳は「一打に集中しますよ」とあすの開幕を見据えた。(新潟県長岡市/林洋平)

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