アン・ソンジュが得意コースで連覇狙う 菊地絵理香は雪辱なるか
2015年 富士通レディース
期間:10/16〜10/18 場所:東急セブンハンドレッドC(千葉)
勝みなみは夢の国でリフレッシュ 6連戦最後は「楽しみたい」
16日から千葉県の東急セブンハンドレッドCで開催される「富士通レディース」を翌日に控え、国内5連戦中のアマチュア勝みなみが会場で練習し、最終調整を施した。
9月第3週の「マンシングウェアレディース東海クラシック」から国内ツアーに5週連続で出場中。さらにその1週前には、英国で行われたジュニア大会に出場し、自身最長となる6連戦というハードスケジュールだ。「大丈夫、疲れはないです」と笑顔で応えたものの、わずかながらその疲労は隠せないといった様子だ。
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「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」「日本女子オープン」では、ツアー2勝目に気持ちがせいていたと認め「焦っても仕方ない。ゴルフを楽しめたら、それで今は十分だと思うようにしている」という。具体的な時期は未定としたが「早くプロになりたい」との気持ちは変わっていない。
前週の「スタンレーレディス」では67位と振るわず、連戦中初の予選落ちを喫した。今週月曜日には母・久美さんと東京ディズニーシー(千葉県浦安市)に出掛け、開園から閉園までたっぷりと夢の世界を満喫してリフレッシュ。“ゴルファー”ではない、素の自分で束の間の休暇を楽しんだ。
鹿児島高の2年生だが、ツアーを転戦中とあって9月5日から約40日間、学校には通えていない。「今週が終わったらやっと学校に行ける。テスト?ないんです」と、いたずらっぽく、小さくガッツポーズを作って見せた。
ジュニアの大会、プロの大会問わず、試合中は勉強のことはあまり考えず「教科書が開けない“イップス”」と苦笑いも。今はゴルフをしているときが一番楽しいという。現時点で今週が今季レギュラーツアー出場の最終戦となるが「楽しんで終わりたい」と、目標を掲げた。(千葉市緑区/糸井順子)