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乱調から立ち直り 森田理香子が辛くも決勝進出

北海道で開催されている「ニトリレディス」の2日目。初日に「79」の今季自己ワーストスコアを記録して93位からのスタートとなった森田理香子は、2バーディ2ボギーのイーブンパーで回り、通算7オーバーの54位タイ。カットライン上で決勝ラウンド進出を決めた。

午後スタートの森田は、前半を1バーディ、1ボギーで折り返すと、後半は13番でボギーを先行させた。115人(うちアマチュア4人)が午前組、午後組に分かれてティオフする中、予選通過は60位タイまで。この時点で、リーダーボード上に示された森田の順位は65位。

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続く2ホールをパーでしのぎ、迎えた16番(パー3)。浮島のティグラウンドから放ったショットは、グリーン右側のバンカーに吸い込まれてしまう。しかし、ここからが前日とは違った。「上げやすく、止めやすいライだった」と謙そんするものの、バンカーショットをピンそば数十センチにぴたりと寄せ、パーで耐えてみせた。

「16番で我慢し、17番でバーディを獲るイメージでプレーしていた」という森田。17番(パー5)では、3打目をピンから1メートル弱につけてバーディを奪い、予選通過を果たした。

初日はシャンクに悩まされた。「ウィークに握りすぎたこともあるけど、一番の原因はボールから体が遠かったこと」と分析し、しっかり修正した。「昨日いっぱい出たシャンクは、今日は出なかった」。

「明日はゴルフができる幸せを噛み締めながら、頑張りたい」。メジャー大会が控える再来週に向け、次週は参戦しない予定。「予選を通って休みたかったので、よかった」と胸をなで下ろした。(北海道恵庭市/片川望)

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