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比嘉真美子、プロ2戦目での勝利ならず「まだ早い」

今年のプロテストに合格し、今週の「富士通レディース」がプロ2試合目の出場となった比嘉真美子。初の決勝ラウンドを首位と5打差の8位タイで迎え、「いい位置なので、優勝を目指して頑張ります」と気合いを込めてスタートした。

3番でバーディを先行した比嘉は、5番ではおよそ20mのバーディパットをねじ込みスコアを伸ばし始める。7番パー5は2オン狙いの2打目がグリーンをオーバーしてバンカーに捕まるが、3打目でピン手前1.5mにつけてバーディ。さらに10番パー5でバーディを奪い、この時点で首位に2打差の8アンダーまで迫っていた。

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ところが11番でボギーを叩くと、12番もティショットがラフに捕まり2打目でグリーンを捉えられずに寄らず入らずのボギー。さらに13番パー3でもボギーと、3連続ボギーで優勝争いから脱落してしまった。その後16番パー5でバーディを奪うが、優勝スコアには3打届かず3位タイ。ツアーでの初賞金480万円を掴むことになった。

ホールアウト後の比嘉は「途中まですごく良い流れでできたんですけど、その流れを自分で崩してしまったのが、ほんと反省点だと思います。今回優勝できなかったというのは反省点がいっぱいあっての3位なので、そこを伸びしろと考えて、次の試合に生かして、次こそ優勝したいと思います」と19歳とは思えぬ冷静さで客観的に捉える。

ジュニア時代から交流があり、今年のプロテスト最終日には応援に駆けつけたほど仲の良い酒井美紀が比嘉の元に歩み寄り「惜しかったね、よく頑張ったよ」とねぎらいの言葉をかけると「しょうが無いよ、そんなに簡単に勝っちゃったらつまんないじゃん」と言い返す。そんなところにも、気が強くこれからの躍進を見据える比嘉らしい言葉だった。(千葉県千葉市/本橋英治)

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