2026年 アース・モンダミンカップ

菅楓華がクレバーな攻めでV圏浮上 達成したいマイルストーン“年間複数回V”へのチャンス到来

2026年 アース・モンダミンカップ 4日目 菅楓華
菅楓華はスコアを一度も落とさず充実の1日を過ごした

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 4日目(28日)◇カメリアヒルズCC(千葉)◇6699yd(パー72)◇曇り時々雨(観衆2649人)

クレバーな攻め方が光った。243ydに設定された第3ラウンドの2番パー4。同組の2人が1Wでワンオンを狙う中、菅楓華は迷わず5UTを手に取った。飛距離的には狙えるものの、朝の練習場で弾道計測器「トラックマン」で測った数値がギリギリ届く距離だったことを覚えていた。「ここは無理せず」とフェアウェイに刻んで88ydを残し、52度ウェッジで80cmにピタリと寄せた。

第2ラウンドの後半15番グリーンから再開したこの日は、「朝から体にキレがあったので、自信を持ってショットを打てた」。その言葉通り、計14ホールでスコアを一度も落とさず。約3時間空いたラウンドの合間には一度宿舎に戻り、「寝すぎてもだめだと思って」と30分の仮眠で体調を整える一工夫も相まって充実の1日となった。10ホールをプレーした第3ラウンドでは3バーディを奪っての日没サスペンデッドとなり、21歳は「凄く良いラウンドができた」と満足げ。通算4アンダーの暫定7位に浮上し、最終日へと向かう。

2026年 アース・モンダミンカップ 4日目 菅楓華
今季2勝目を目指す21歳

今週はメジャー第3戦「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」への出場資格も持っていたが、あえて本大会を選んだ。「日本で頑張って、土台を作って」という思いからだった。「こっちを選んで良かったなという大会にしたい」と臨んでいる。

そのためにも、昨季達成できなかった年間複数回優勝が一つのマイルストーンとなる。「ここまで(スコアを)伸ばすことができたので、それを無駄にしないように。今日のラウンドのことは一度置いておいて、しっかりリセットして伸ばしたい」。トップと4打差で迎える最終日は計26ホールが残る。追いつき、追い抜くチャンスは十分にある。(千葉県袖ケ浦市/中村文香)

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