ツアー史上初2度目の“月曜日V”なるか 小祝さくらの元気の源は「もっちゅりん」
◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 4日目(28日)◇カメリアヒルズCC(千葉)◇6699yd(パー72)◇曇り時々雨(観衆2649人)
小祝さくらは心地よい疲労を感じていた。1日で計30ホールをラウンド。「長かったなあって。けど、頑張ったんじゃないかなと思います」。午前8時に9位から出た第2ラウンドを73で回って26位でターンし、第3ラウンドは12ホールをプレー。日没サスペンデッドのホーンを聞いた時刻は午後6時21分。「最後の方は目がおかしくなってピンも見えにくい感じだったので…。なんか老眼になった感じでした」。いたって真面目な口調の“さくら節”で、長い1日をそう振り返った。
ツアー通算12勝を誇る28歳が、状態を上げてきている。第3ラウンドはパー5の1番をバーディとすると、パー4ながら243ydとワンオン可能に設定された2番では「中途半端すぎてやめました」と刻んで2mに寄せてスコアを伸ばす。3番まで3連続バーディと勢いに乗り、9番(パー3)では7mの下りスライスのバーディパットを流し込んだ。10、11番と連続ボギーを叩いたが、「1ホール1ホール集中して良いプレーをすることだけ考えました」とスコアを3つ伸ばして暫定10位まで上げた内容は納得できる。
台風接近による悪天候で競技中止となった前日は、念願のひとときを過ごした。ミスタードーナツの大人気商品「もっちゅりん」を購入するために、開店前に約1時間行列に並んだ。お目当てのきなこ味は10組前に売り切れる憂き目に遭ったものの、いちご味は無事にゲットできた。「きなこが食べたかったけど…でも、いちごも美味しかったです」と、それなりにご満悦の様子。もちろん、練習も行って心身ともに準備万端で臨んだこの日。「いつもだったら18ホール回るだけでも疲れてきたりするけど、意外といけた」と“もっちゅりん効果”もあったようだ。
ツアー史上5度目の“月曜日決着”となった本大会。前回、月曜日に開催された24年大会で熱中症の症状が出ながら優勝を飾ったのが小祝だった。首位と5打差で迎える29日(月)の最終日は、第3ラウンドの残り6ホールと最終ラウンド18ホールの計24ホールを回ることとなる。
昨年7月以来となるツアー通算13勝目へ、「また違う疲労感ですけど、月曜日延長も一緒。今週は結構元気にプレーできている。攻めのゴルフをテーマにやっているので、引き続きスコアを伸ばせるように頑張りたい」。過去4例はそれぞれ優勝者が異なるため、28歳にはツアー史上初めての“月曜日2勝”も懸かっている。 (千葉県袖ケ浦市/中村文香)
<過去の月曜決着大会>
1997年「日本女子オープン」(兵庫・東広野GC)優勝:岡本綾子
2020年「アース・モンダミンカップ」(千葉・カメリアヒルズCC)優勝: 渡邉彩香
2021年「日本女子オープン」(栃木・烏山城CC)優勝:勝みなみ
2024年「アース・モンダミンカップ」(千葉・カメリアヒルズCC)優勝:小祝さくら