2026年 KKT杯バンテリンレディスオープン

「本当に運がなかった」鈴木愛はディボット跡にガッカリ マスク姿のワケは

2026年 KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日 鈴木愛
鈴木愛は高橋彩華との激しい争いに敗れた

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日(19日)◇熊本空港CC(熊本)◇6595yd(パー72)◇雨(観衆3167人)

まだ追いつけると思っていた矢先のディボット跡に心が折れそうになった。後半14番、15番のティショットは会心の当たり。2打目地点で、芝がえぐられたエリアにあるボールを見て「本当に運がない」と実感した。鈴木愛の今季初勝利、昨年の最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ」以来となる通算23勝目はお預けになった。

同じ首位から出た高橋彩華とのマッチレースは前半から加熱した。6番でこの日2つ目のバーディを奪った鈴木は、2打目をグリーン右のバンカーに入れた7番で5m弱のパーパットを沈めてガッツポーズを作った。続く8番(パー3)では第1打がガードバンカーのふちに止まる不運に負けず、10mを流し込んで再びボギーを回避。9番(パー5)で3打目をピン手前1mにつけるバーディで高橋に並び、後続に6打差をつけてターンした。

2026年 KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日 鈴木愛
苦手コースのひとつを克服?

前日2日目はツアー最少記録となる1ラウンド18パットをマーク。「強いて言えば、11から14番で決めきれなかったのがもったいない」。12番で2打目を左に曲げ、初日以来のボギーで2打ビハインドに。終盤に追い込めず、「69」のスコアを「9アンダー(63)が出た次の日にしては、すごく良いゴルフができたと思います」と納得するしかなかった。

今週のラウンド中は終始、マスク姿でプレーした。花粉症とは違うアレルギーにも悩まされ、体調不良に見舞われた。「のどの痛みがようやく落ち着いたんですけど、ずっとイガイガしていた。今は鼻水と痰くらいで…」。数日前も鼻づまりがひどく、「夜寝るときもずっとつまりっぱなし。ホンマに呼吸できひん…」と近くのディスカウントストアで、鼻腔をひろげるテープを購入したという。

2026年 KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日 鈴木愛
連日マスク姿でプレーした

通算13アンダーの2位フィニッシュ。今季出場5試合で3回目のトップ5に入り、年間ポイントレースは前週から10ランクアップの9位に浮上した。惜敗を受け止めつつ、「キャディさんがいなかったら、たぶんこんなにパットが入ってない。自分のライン読みでは半分もバーディを獲れなかった」と大溝雅教キャディに感謝した。(熊本県菊陽町/桂川洋一)

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