佐久間朱莉はイーグル締めで次週女子メジャー 神谷そらはエース達成から「シェブロン選手権」へ
◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日(19日)◇熊本空港CC(熊本)◇6595yd(パー72)◇雨(観衆3167人)
キャリアで初の大会連覇がかかった佐久間朱莉は通算9アンダーの3位でフィニッシュした。初日2オーバー64位と予選落ちの危機に瀕しながら、2日目に「67」をマークして10位に浮上。最終日は「66」で通算9アンダーまで伸ばした。次週は世界ランク上位者の資格で女子メジャー初戦「シェブロン選手権」(テキサス州メモリアルパークGC)に出場する。
4バーディを奪って迎えた最終18番(パー5)、ピンの右手前に2オンさせた佐久間は5mのイーグルチャンスもモノにした。連覇&今季2勝目とはいかなくても、週末は実力者にふさわしい巻き返しを披露。「早いうちにミスに気づけるようになったので(1週間)ずっと悪いことが今シーズンはまだない」と、レベルの底上げは自ら感じるところでもある。
2024年「AIG女子オープン」(全英女子)でメジャーの舞台に立ち、昨年も同大会に出場した。米国での試合は次週がジュニア時代も通じてキャリアで初めて。「全英のときよりも調子は良くなっているし、自信を持ってプレーできている。今の調子でどこまで行けるのか。挑戦していきたい」と力がみなぎる。
ヒューストンには日本でも遠征のおともにしている炊飯器を持ち込むつもり。昨年までとは開催会場が異なるため、メモリアルパークGCは米女子ツアーでプレーするほとんどの選手にとって初体験となる。「(条件は)みんな同じ。しっかりとコースチェックをしたい」と日本の女王の看板をひっさげて乗り込む。
佐久間と同じく日本ツアーから挑戦の神谷そらは4オーバーで予選落ちしたものの、大会2日目の13番(パー3)で、ツアーでは自身初のホールインワンを達成した。実測153ydを8Iでカップイン。同18日は23歳の誕生日で、「しっかり振れる距離でイメージ通り飛んでくれました。“きょうイチ”くらいのショットだった。良い誕生日プレゼントになったと思います」と笑顔で振り返った。
メジャー出場経験は2024年「全米女子オープン」と昨年の全英女子で、まだ予選通過がない。「去年からスイングを変えている中で、セカンドショットの距離感やイメージは結構良くなった」のが今大会の収穫。最高の結果を生んだアイアンショットが、「シェブロンに出る上ですごく自信になる」のは間違いない。(熊本県菊陽町/桂川洋一)