後半のホールインワンから勢いに乗った原英莉花が好位置で最終日へ

◇国内女子◇パナソニックオープンレディース 2日目(1日)◇浜野ゴルフクラブ (千葉)◇6566yd（パー72）

原英莉花が13番のパー3でホールインワンを達成した。ピンまで167yd、7番アイアンで放った球はそのまま直接カップに吸い込まれていった。「ダイレクトに入ったわりにはカップが崩れてなくて。(帯同キャディの)清水（重憲）さんから『お上品な入り方だね』って言われた」と笑いながら振り返った。

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「試合では初めて、プロとしても初めて」と喜んだエース。同組の選手やキャディからの祝福にテンションは上がったが、「ギャラリーいたら、もっとうれしかったな。ちょっと寂しかった」と無観客を残念がった。

後半「31」と巻き返しての「68」。トップと2打差の通算6アンダー2位で最終日を迎える。初日からショットへの不安を口にしていたが、「久しぶりの優勝争い。勝ちたい気持ちも強いし、結果にこだわりたい。ほかの人と比べるのではなく、コースと自分に勝ちたい」と意気込んだ。

開催コースの浜野ゴルフクラブから賞金10万円も贈呈された。予想外のボーナスに「（師匠の）ジャンボさん(尾崎将司)に何か買っていこうかな。(報告したら)絶対、まぐれって言われるんだろうな～」とニッコリ笑った。(千葉県市原市／石井操)