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黄金世代の伏兵? 身長151cm田中瑞希が快調ショットで優勝争いへ

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 2日目(26日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622yd(パー72)

21歳の田中瑞希が7バーディ、2ボギーの「67」でプレー。通算9アンダーで2日目を終え、ホールアウト時点でトップに立った。

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身長151センチとツアーの中でも小柄な田中は「去年はロングホールでバーディが少なかった。そこでバーディが獲れれば、もっと楽に60台も出るんじゃないか」と課題を見据えた。オフ期間は「距離と打った球がイメージ通りになるように」と100yd以内のショットの精度を高めた。

出だし1番で残り120ydをPWで1ピンに寄せて、バーディ発進した。5番で残り110ydをPWで寄せて2つ目のバーディ。8番では残り77ydを58度で打ち、またもや1ピンでカップインさせた。後半14番からは3連続で3m以内にグリーンオンし、バーディを奪った。「100ydが寄りだしたら、長いものもラインがより出てきて良くなってきた」と波に乗った。

渋野日向子畑岡奈紗勝みなみらと同じ1998年度生まれの“黄金世代”の一人。昨年のプロテストに3度目の挑戦で合格した。年末に行われたQT(予選会)を17位で終え、統合された2020―21年シーズン1回目のリランキングまでの出場資格を獲得した。

「テストを受かってからは楽にできている感はあります」と表情は軽やか。目標とする初優勝に向けて力が入るが、「あと2日ある。ピンチの場面も増えてくると思うけど、我慢して楽しくできればいいかなと思う」とまずは最終日最終組を目指す。

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