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「79」→「63」16打縮めた田中瑞希“驚き”の大会記録

2019/06/22 18:05


◇国内女子◇ニチレイレディス 2日目(22日)◇袖ヶ浦CC新袖C◇6548yd(パー72)

前日の大たたきがまるで嘘のよう。100位から出た20歳の田中瑞希が9バーディ、ボギーなしの「63」をマークし、2017年大会第1ラウンドに山田成美が記録した大会コースレコードを1打更新。初日より16打も少ないスコアで通算2アンダーの14位に浮上した。

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ティオフ時は7オーバー。当然の“裏街道”(インスタート)で最終組の3つ前の組だった。「来週につながるような内容で終えられればいい」。賞金総額がツアー最高2億円の次週「アース・モンダミンカップ」(カメリアヒルズCC・千葉県)に向けた調整とし、予選通過は半ば諦めていた、というのが本音だ。

しかし、蓋を開けてみれば「あり得ない」と本人も驚く豹変ぶり。14番で10mのバーディパットを決めると、「きょうはパットのラインとタッチも合っている」と17番(パー3)でも同じ距離を沈めて2つ目のバーディ。前週まで4試合連続予選落ちの要因だったパッティングは、「これが決まってやっぱりきょうは良いと思えた。ここから流れも良くなり出した」と自信に変わった。

パットが楽に入ればショットにも好影響を与えるのが、ゴルフの常というものだ。「なんか後半は、チャンスにどんどんつき始めて」。1番(パー5)で30cmに絡めると、3番は残り89ydから同じく30㎝につけ、さらにチップインバーディを含む3連続に加え、最終9番もバーディで締めた。「終わってみれば、こんなスコアになっていたって感じです。プレー中はあんまり意識しなかったんですけど…」

自己最少の計22パットで自己ベストも2打更新した。「自分でもあり得ないと思っています。(パットの前の)素振りをボールの横でやっていたのを、後ろからやるようにした。修正したのはそれくらいなんです」と目を丸くした。

1998年生まれで、同学年7人がツアー優勝を経験する中、今季15試合で予選落ち11回。賞金ランキングは96位(225万円)で、後半戦出場権確保のために次週終了までに賞金を増やす必要がある。親交の深い吉本ひかる新垣比菜が「わたしの精神安定剤」といい、趣味の映画の話などもする。

思えば同じく20歳の渋野日向子は「KKT杯バンテリンレディスオープン」で初日最下位から「66」を出して予選通過。その後上位に顔を出すようになり、5月「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」でツアー初優勝をメジャーで飾った。

そんな風にきっかけになるかも、と問われると田中は「んー、でもまずは来週までにしっかり頑張らないと」と満面の笑みで返した。(千葉市若葉区/林洋平)

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