渋野日向子は凱旋優勝ならず 2連続バーディ締め13位
2019年 北海道meijiカップ
期間:08/09〜08/11 場所:札幌国際CC島松コース(北海道)
原英莉花4位 「脳活性化」もぐもぐタイムと渋野スマイルも意識
◇国内女子◇北海道meijiカップ 最終目(11日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6531yd(パー72)
初日33位と出遅れた原英莉花が、12位から出て通算9アンダー4位に入った。最終日は8バーディ、2ボギーの「66」をマークし、大会を通じてのベストスコア賞に輝き、30万円を獲得した。
<< 下に続く >>
「AIG全英女子オープン」を制した渋野日向子は、昨年プロテスト合格した90期の同期。同大会では渋野がおにぎりをほお張る姿も話題になったが、原の“もぐもぐタイム”も負けていなかった。
「リズムが狂った感じ」と3パットボギーで発進したが、続く2番(パー3)を前に「たくあんと卵焼き」が入った母の手作りおにぎりを口にした。
「朝ごはんを食べたばかりでしたが、脳が起きてないなと思って、すぐにもぐもぐしましたね。そうしたら脳が活性化された」と、10mのパットを沈めてバーディを奪い返した。
最終18番(パー5)でも4mを沈めて、バーディを奪い、力強く右腕を挙げた。「絶対に決めたいと思っていたのが、決まったので超うれしかった。心から喜べるバーディだった」と振り返った。
日本人42年ぶりのメジャー制覇を遂げた渋野について「憧れの世界で勝っちゃうんだからすごい」と、同学年の活躍に刺激を受け、渋野の代名詞である「笑顔」を意識してプレーした。
「最近は高2の弟によく言われるんです。『お姉ちゃんは怒りすぎじゃない?』って。ヘラヘラするのはよくないですが、笑顔が一番だなと」。メンタルを新たにして、今季1勝を含む7試合目のベスト10入りと、結果につなげた。(北海道北広島市/玉木充)
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!