10ydアップ!それでも稲森佑貴が“ぶっ飛び”アイアンを使わない理由
国内ツアーのフェアウェイキープ率で2015年から1位を記録。“日本一曲がらない男”の異名を持つ稲森佑貴が2日(土)、契約メーカーの住友ゴム工業が神奈川県藤沢市のゴルフ場で開いた新製品の試打会に参加した。イベントでは試合中の心境や初優勝を遂げた「日本オープン」でのプレー解説などトークショーから始まり、後半には3月発売予定の新製品「ゼクシオ クロス アイアン」の公開試打に参加した。
圧倒的な飛距離性能をうたう「ゼクシオ クロス アイアン」を試打した稲森は、7Iで186ydをマークした。ツアーで使用する「スリクソン Z585 アイアン」よりも約10yd伸びた“ぶっ飛び”ショットを披露し、周囲に集まったゴルファーたちの注目を集めた。
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今後は積極的に海外ツアーに参戦したい意向を示しているだけに、決して飛ばすタイプではない稲森にとっても飛距離アップは大きな魅力。近年は筋力トレーニングにも力を入れているが、アイアンに関しては「7Iなら170ydから175ydと今までのパターンがある。それを崩したくない」と、コースマネージメントを重視したい考えを明かした。
「正直、今のスリクソンもその気になれば5Iで200ydまでもっていくことが出来る。そう考えたら今のスリクソンのままでいいかな」と“ぶっ飛び”アイアンへの変更は慎重に構えつつも、「ゼクシオクロスは簡単に飛ばせるので、飛距離に悩んでいる人とかにはめちゃめちゃいいと思う」と、飛距離性能に太鼓判を押した。
稲森は3月21日からマレーシアで開催される欧亜共催「メイバンク選手権」に出場予定。宮崎で合宿を行い、試合に備える予定だ。
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